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テイラー・ホーキンスの16歳の息子であるシェイン・ホーキンスは追悼コンサートで披露したフー・ファイターズの“My Hero”のパフォーマンスで栄えあるドラムの賞を受賞している。

シェイン・ホーキンスは昨年9月にウェンブリー・スタジアムで行われた追悼コンサートで“My Hero”のドラムを担当しており、この日のハイライトの一つとなっていた。今回、ドラム教則サイトの「Drumeo」はドラム・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー賞をシェイン・ホーキンスに贈っている。

シェイン・ホーキンスは受賞した理由について主催者は次のように述べている。「この賞はフルのバンドにせよ、イベントにせよ、1人のスタジオ動画にせよ、2022年において伝説的な必見のパフォーマンスに贈られるものです」

「16歳のシェイン・ホーキンスはフー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスに捧げられた追悼コンサートにおける“My Hero”のパフォーマンスに心血を注いで、まさにそれをやってのけました」

「数多くの人々の心を動かして、ドラム・キットからどれだけの愛とエネルギーとスピリットが生まれるかを示してみせたのです」

マーク・ロンソンは追悼コンサートへの参加について『NME』に次のように語っている。「その精神が真っ当で素敵なものとはいえ、素晴らしかったのはちゃんとものになっていたことだよね。『子どもがステージに登場なんて、素敵じゃない?』というものじゃなかった。シェインの動画は土曜日から15回は観たよ」

元ポリスのドラマーであるスチュアート・コープランドはシェインがリハーサルをやるのを観て「泣き出してしまった」と語っている。「彼はつかんでいたんだ。パワーと情熱がそこにはあった。父親の姿勢、音楽的言語をものにしていた。若いシェインがそこにいるのは感動的だった」

1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。

フー・ファイターズは大晦日に亡くなったドラマーのテイラー・ホーキンスなしでバンドを続けていく声明を発表している。「テイラーなしではこうしたバンドにはなっていなかったでしょうし、テイラーなしでは今後も違うバンドになってしまうことも承知しています」

フー・ファイターズはフジロックフェスティバル ‘23にヘッドライナーとして出演することが決定している。

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