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フー・ファイターズは昨年の追悼コンサートを除けばテイラー・ホーキンス死後初となるライヴ日程を発表している。

1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは昨年の3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。

フー・ファイターズは今年のボストン・コーリング・フェスティバルの初日となる5月26日のヘッドライナーを務めることが決定している。フー・ファイターズは2020年のボストン・コーリング・フェスティバルに出演する予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックで中止となっていた。今年のボストン・コーリング・フェスティバルは他にザ・ルミニアーズとパラモアがヘッドライナーを務める。

今年のボストン・コーリング・フェスティバルにはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、アラニス・モリセット、ブリーチャーズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、ザ・ナショナル、フレーミング・リップス、ナイル・ホーラン、マレン・モリス、ザ・リンダ・リンダズらが出演する。

ボストン・コーリング・フェスティバルに加えて、フー・ファイターズはオハイオ州コロンバスで行われる5月28日のソニック・テンプル・フェスティバル、6月18日のボナルー・フェスティバルのヘッドライナーを務めることも発表されている。

先日、フー・ファイターズはテイラー・ホーキンスが亡くなった後もバンドとしての活動を続けていく声明を発表している。フー・ファイターズは9月にロンドンとロサンゼルスで大規模なテイラー・ホーキンスの追悼コンサートの2公演のみを行っていた。

「フー・ファイターズは27年前に、音楽の持つ癒やしの力、人生が続いていくことを示すために結成されました。この27年間、私たちのファンは世界的なコミュニティ、献身的なサポート体制を築いて、最も暗い時代を共に乗り越える手助けとなってくれました。それは喜び、痛み、希望、恐れを共有する場であり、音楽を通して人生のコーラスに共に参加する場となりました」

「テイラーなしではこうしたバンドにはなっていなかったでしょうし、テイラーなしでは今後も違うバンドになってしまうことも承知しています」

テイラー・ホーキンスの追悼コンサートの2公演には豪華ゲストが出演しており、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズが12年ぶりにライヴを行ったほか、メタリカのラーズ・ウルリッヒとAC/DCのブライアン・ジョンソンが共演して、AC/DCのカヴァーを披露しており、イーグルスのジョー・ウォルシュは16年ぶりにジェイムス・ギャングを再結成させている。

フー・ファイターズのメンバーはラッシュのメンバーと共演したほか、デイヴ・グロールの娘であるヴァイオレット・グロールはクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやジェーンズ・アディクションのメンバーと共にジェフ・バックリィをカヴァーしている。また、ヴァイオレット・グロールはマーク・ロンソンと共にエイミー・ワインハウスの“Valerie”のカヴァーも披露している。

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