Photo: GETTY
パンテラは12月2日にメキシコで開催されたヘル＆ヘヴン・フェスティバルで21年ぶりとなるライヴを行っている。
パンテラは今年7月にヴォーカリストのフィル・アンセルモとベーシストのレックス・ブラウンがツアーを行う契約を結んだことで再結成ライヴを行うことが明らかになっていた。ギタリストとしてブラック・レーベル・ソサイアティやオジー・オズボーンの活動で知られるザック・ワイルドが参加し、ドラマーとしてアンスラックスのチャーリー・ベナンテが参加している。
デヴィッド・リンチとアラン・スプレットによる“In Heaven”をバックにステージに登場したパンテラは『俗悪』に収録の“A New Level”と“Mouth for War”でライヴを始め、カタログからの十数曲のほか、ブラック・サバスの“Planet Caravan”のカヴァーも披露している。
16曲のセットリストのうち、『俗悪』からは6曲、『脳殺』からは5曲、『カウボーイズ・フロム・ヘル』からは“Cowboys From Hell”と“Domination”の2曲、『鎌首』からは“Drag The Waters”が、『激鉄』からは“Yesterday Don’t Mean Shit”が披露されている。
観客が撮影した映像とセットリストは以下の通り。
1. ‘A New Level’
2. ‘Mouth For War’
3. ‘Strength Beyond Strength’
4. ‘Becoming’ (w/ snippet of ‘Throes Of Rejection’)
5. ‘I’m Broken’ (w/ snippet of ‘By Demons Be Driven’)
6. ‘Use My Third Arm’
7. ‘Drag The Waters’
8. ‘This Love’
9. ‘Yesterday Don’t Mean Shit’
10. ‘Fucking Hostile’
11. ‘Planet Caravan’ (Black Sabbath cover)
12. ‘5 Minutes Alone’
13. ‘Walk’
14. ‘Cowboys From Hell’
15. ‘Domination’
16. ‘Hollow’
パンテラは12月9日にコロンビアで開催されるノットフェスにも出演することが決定しており、その後、チリとブラジルのノットフェスに出演することも決定している。
パンテラは2003年以来、約20年近くの時を経て再結成が実現している。ザック・ワイルドは2004年にステージ上で殺害されたオリジナル・メンバーのダイムバッグ・ダレルの代役を務めることになる。パンテラについてはドラマーのヴィニー・ポールも2018年に亡くなっている。
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