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アヴェンジド・セヴンフォールドは2013年発表のアルバム『ヘイル・トゥ・ザ・キング』がメタリカに「似過ぎていた」ことを認めている。

『ヘイル・トゥ・ザ・キング』はプラチナ・ディスクを獲得しているが、そのサウンドがメタリカに近すぎるということで批判も受けていた。

今回、ソーシャル・メディアでフロントマンのM.シャドウズはファンのツイートに応える形でアルバムがメタリカに「似過ぎていた」ことを認めている。

M.シャドウズは次のように述べている。「曲の“Hail to the King”は毎週ストリーミングで他の曲よりも2倍の再生回数なんだ。アルバムとしても他の作品より上回りそうな感じなんだけど、一部のファンは失敗作みたいに扱われているんだよね」

あるファンは『ヘイル・トゥ・ザ・キング』がメタリカに似ていることを指摘して次のように述べている。「あのアルバムは大好きです。今もね。一つ教えてほしいんですが、“Shepherd of Fire”と“This Means War”をレコーディングする時に“Sad But True”と“Enter Sandman”が浮かんでこなかったのですか?」

M.シャドウズはこれに対して次のように答えている。「ああ、今振り返ると、似過ぎていたよね。でも、できることは学んで前に進むことだけだ」

アヴェンジド・セヴンフォールドはここ4年間にわたって表立った活動を行っていない。2018年夏にM.シャドウズは喉の問題でツアーをキャンセルしており、この年の6月以降、バンドはライヴを行っていない。一方、アヴェンジド・セヴンフォールドは新作に取り組んでおり、数週間前にドラマーのブルックス・ワッカーマンはスタジオにいるバンドの写真をインスタグラムで投稿して、「終わった」とアルバムが完成したことを示唆している。

今年1月、M.シャドウズは通算8作目となる新作がカニエ・ウェストから影響を受けていると明かしている。

『メタル・ハマー』誌のインタヴューでM.シャドウズは「カニエ・ウェストから影響を受けている」と述べて、次のように続けている。「カニエ・ウェストについては素晴らしいソウル・ミュージックを取り込んでいるのがすごいんだ」

「自分はそうしたものを聴いてこなかったからね。父はボストンやアリス・クーパーを聴いていて、ブラック・ミュージックや昔のソウルには慣れ親しんでこなかったんだ。だから、ジャズ・ミュージシャンにすごくハマったんだよ。ジャズのアルバムをやろうとしているわけじゃないけど、そのコード進行には驚かされるんだよね」

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