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スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーは22年間在籍したロードランナー・レコーズと袂を分かつことにした理由について語っている。

『NME』のロング・インタヴューでコリィ・テイラーは契約を満了したロードランナー・レコーズを離れることにした理由に言及して、レーベル内の変化が大きな原因となったと語っている。

「最初に契約した時とはまったく違うレーベルになっていたんだよ」とコリィ・テイラーは語っている。「自分たちのことを気にかけない人間の手に渡ったら、ビジネスでしかないんだ。それが実際にあったことなんだよ」

彼は次のように続けている。「リリースの度に闘ってこなければならなかった。今、ロードランナー・レコーズで働いている人たちは自分たちのやっていることが分かっていると思っているけど、分かっていないんだよ。俺たちにアドバイスをくれたりするけど、『何を言っているんだ? 俺たちをどんなバンドだと思っているんだ?』という感じなんだ」

コリィ・テイラーは最新作のタイトル『ジ・エンド、ソー・ファー』がロードランナー・レコーズとの契約終了がきっかけになっていることも明かしている。最新作『ジ・エンド、ソー・ファー』は3度目となる全英アルバム・チャート1位を獲得している。

『NME』のインタヴューでコリィ・テイラーは2021年に享年46歳で亡くなったジョーイ・ジョーディソンの死についても語っている。

「ジョーイが亡くなったことで、和解する機会が奪われてしまったんだ。うちらの中にも彼と裏で話をしている人がいるのは知っていた。でも、グループとして彼と会話をしたことはなくて、それをみんな後悔しているんだよ。そういう機会がなくなってしまったことを受け入れるのは難しいよ」

コリィ・テイラーはロードランナー・レコーズから離れたことと新作『ジ・エンド、ソー・ファー』を新たなフェーズだと考えていると語っている。

「スリップノットとしての第二フェーズみたいな感じなんだ。最初のフェーズはオリジナルの9人の頃で、第二フェーズは喪失と向き合う時期だった。ポールの死、イノセンスを失ったこと、ジョーイを失ったこと、オリジナルのようにはならないやり方で再認識していくことをやっていったんだ」

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