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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーはロックの殿堂入りを果たした初期のメンバーと貴重なライヴを行っている。

2020年のロックの殿堂入りから2年を経て、ナイン・インチ・ネイルズはオハイオ州クリーヴランドのブロッサム・ミュージック・センターでそれを記念したライヴを行っている。

ライヴにはトレント・レズナーのほか、クリス・ヴレナ、リチャード・パトリック、ダニー・ローナー、チャーリー・クラウザーといった初期のメンバーが参加している。

オハイオ州で2013年以来ライヴをやっていなかったナイン・インチ・ネイルズは“Sin”、“Wish”、“Gave Up”、“Eraser”、フィルターのカヴァーである“Hey Man Nice Shot”、ヒット曲“Head Like A Hole’”は6曲を披露している。

公式に公開された“Wish”のパフォーマンス映像はこちらから。

2020年、ナイン・インチ・ネイルズはロックの殿堂入りを果たしており、紹介役はイギー・ポップが務めている。

イギー・ポップは当時のスピーチで次のように語っている。「インダストリアルと言われてきたけど、ナイン・インチ・ネイルズの音楽を聴いていると、たくさんのファンクが聴こえるんだよね。その上では苦痛や抑圧、不満といったものがポートレートとして描かれながら、感情が破壊されていく容赦ないプロセスに焦点が当てられている」

「インダストリアルやデジタルの野心によるサウンドだよ」

ナイン・インチ・ネイルズは今年ロサンゼルスで初開催されたプリマヴェーラ・サウンドでヘッドライナーを務めている。

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