オジー・オズボーンは近年、数々の健康問題を抱えていながらもツアーを続けることにした決断について語っている。
先日、オジー・オズボーンは故郷バーミンガムで行われた英連邦競技大会の閉会式にサプライズ出演して、3年以上ぶりとなるパフォーマンスを披露している。背中に装具をつけながら行ったこのパフォーマンスを受けて、オジー・オズボーンは『ピープル』誌の新たなインタヴューでツアーの生活スタイルに戻りたいという願望を新たに発見したと語っている。
「あそここそが自分の居場所なんだ」とオジー・オズボーンは『ピープル』誌に語っている。「観客との関係というのは自分の人生における最大の情事なんだ」
オジー・オズボーンは健康問題にも言及しながら、パーキンソン病との闘病について「悪夢」だと評している。「あれで唯一、俺が年老いていっていることを思い出すんだ。悪くなっていて、機能しなくなっていく。でも、心持ちは若いつもりだよ」
オジー・オズボーンは近いうちに引退するつもりはないと宣言して、次のように続けている。「板に打ち付けられて、台車で運ばれるようになっても、ステージに戻ると決めたんだ」として、彼は次のように語っている。「生き残ることこそが栄光なんだ」
オジー・オズボーンは英連邦競技大会の閉会式でブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミと“Paranoid”を披露したことについて自身の人生が一周した例として挙げている。「俺が子どもの頃に通っていた学校から4分の1マイルしか離れていないところで大会が開かれていたんだ。『何年も経って、この道でこんな大会が開かれると言われたとしても、信じられなかっただろう』と思うよ。自分の人生というのは、いいことも悪いことも起きたことが全部信じられないよ」
オジー・オズボーンは15年以上にわたって秘密にしてきたパーキンソン病を2019年に公表している。その後、数年間にわたって数々の健康問題がオジー・オズボーンには浮上しており、今年7月には「今後の人生を左右する」大きな手術を行っている。
オジー・オズボーンは大きな手術を終えて、退院して自宅に戻ったことを報告している。「今は病院から家に帰って、快適に療養しているよ。ファン全員からの愛と応援を紛れもなく感じているし、手術の間も無事を祈って思いを馳せてくれた全員に大きな『ありがとう』を送るよ」
オジー・オズボーンはNFLの開幕戦となるロサンゼルス・ラムズの試合でハーフタイム・ショーを披露しており、その翌日には通算13作目となるスタジオ・アルバム『ペイシェント・ナンバー9』をリリースしている。
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