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Photo: @antytila_official/Instagram

エド・シーランは現地時間8月26日に行ったポーランド公演でウクライナのバンドであるアンティティラと共演して、“2Step”を披露している。

アンティティラは先日バーミンガムで行われたチャリティ・コンサート「コンサート・フォー・ウクライナ」にリモートで参加できないかとエド・シーランに連絡を取っていた。コンサートの主催者は「あくまで人道的支援に集中する」としたため、ウクライナの首都キーウでロシア軍との戦闘を行っていたアンティティラは参加できなかったが、エド・シーランはアンティティラの音楽をチェックしてみると語っていた。

その後、今年5月にはエド・シーランの楽曲“2Step”にアンティティラが参加したコラボレーション・シングルがチャリティでリリースされている。

「どんなことでもやるつもりだから、どうか安全でいてほしい」とエド・シーランはアンティティラに伝えている。「送ってくれた映像には胸を痛めたよ。こんなことになってしまったのが本当に残念だ。今、起きていることを踏まえながら、あのような歌詞を書いたのはすごいことだと思う。本当に感心したんだ」

ワルシャワで行われた公演でウクライナの国境を超えてやってきたアンティティラはエド・シーランと共演を果たしている。エド・シーランは公演後インスタグラムで「ワルシャワは15万6000人だった。ツアー全体でも最もお気に入りの公演の一つだ」と述べている。

「国境を超えて僕と歌いに来てくれたことに感謝している。そして、ポーランド、ありがとう。素晴らしい時間だった」

アンティティラはエド・シーランとの楽屋での写真を公開して、「ついにアンティティラは団結して、ウクライナを支持します」と述べている。「エドと彼のチームに感謝を。寛大な心を持った素晴らしい人たちだった」

“2Step”はエド・シーランが2021年に発表したアルバム『=(イコールズ)』に収録されており、リル・ベイビーを迎えたリミックスもリリースされている。ミュージック・ビデオはウクライナの首都であるキーウで撮影された。

ミュージック・ビデオについてエド・シーランは次のように語っている。「“2Step”のミュージック・ビデオは暴力による破壊行為が行われる前のウクライナのキーウで撮影したんだ。ウクライナを訪れるのは初めてで、滞在中は歓迎されていると感じた。制作クルーの人もオフの日に会った人もね」

「ウクライナは誇り高く逞しい国で、そこでミュージック・ビデオを撮影する機会があったことに感謝している。ウクライナを支持しているし、このビデオのYouTubeでの収益をDECによるウクライナ人道支援活動に寄付するつもりだよ」

エド・シーランとのコラボレーションについてアンティティラのタラス・トポリアは『NME』に次のように語っている。「彼の邪魔にはなりたくない。コラボレーションが自然で、事実に即したものだったら嬉しいね。僕は真実だと思っているけどね。エド・シーランと協力して、何かができるなんて本当に喜ばしいことだよ」

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