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スリップノットは最新シングル“Yen”のシネマティックなミュージック・ビデオが公開されている。

6分半を超えるショート・フィルムはコリィ・テイラーが様々なドラマチックな局面に直面するもので、炎で燃える女性も登場する。

“Yen”は9月30日にロードランナー・レコーズよりリリースされるアルバム『ジ・エンド・ソー・ファー』に収録される。本作は1998年から契約してきたロードランナー・レコーズとの最後の作品となる。

“Yen”については「スリップノットの例外的な側面を示す曲」と評されており、新作は「ロック・ミュージックの領域を再定義・再活性化・再考し続ける中でたどり着いた新たな地平」と評されている。アルバムからは“The Dying Song”も公開されている。

コリィ・テイラーは『ケラング!』のインタヴューで『ジ・エンド・ソー・ファー』の曲を書いた時の精神状態について語っている。

コリィ・テイラーは前作『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』が「パレット」を白紙にするものだったと述べて、新作は「ほとんどリセットされた状態」で書くことができたと語っている。

「言わなきゃならないことからは離れて、言いたいことへと戻ってくることができたんだ」

“The Dying Song”についてコリィ・テイラーは次のように語っている。「ここ数年、あらゆることに腹を立てて憤慨することが流行になっていたけど、何も起きていないわけで、特に自分の国はそうだった。本当にバカげているよね」

彼は次のように続けている。「テーブルがひっくり返されたみたいで、人が怒れば怒るほど、怒りを向けられた相手はひどくなる。因果応報も罪と罰の代わりに『うるせえ、知らねえよ』となってしまうんだ」

「カルチャーがニヒリスティックに孤立しているせいなのか分からないけど、お互いのいいところを認めようともせずに扇動的だと思われることだけに焦点を合わせているんだ」

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