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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはニューヨークでの5公演を終えて、チャリティ・チケットの収入から100万ドル(約1億3000万円)を寄付したことを発表している。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはマディソン・スクウェア・ガーデンで5公演を行って、“Bulls On Parade”、“Killing In The Name”、“Guerrilla Radio”といったアンセムを披露しており、約10万人を動員している。

他の北米ツアーの公演と同様、これらの公演のチケットの10%は「チャリティ価格」で販売され、ダフ屋対策のために高い価格に設定されており、追加料金は地元のチャリティ団体に寄付される形となっていた。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはソーシャル・メディアでその成果を発表しており、ニューヨークの人々が運営する3つの非営利団体に100万ドルを寄付したことを報告している。その中には強制送還や不利な移民制作に直面している人々を援助する「移民保護プロジェクト」も含まれている。

他の団体はオーシャン・ヒル、ブラウンズヴィル、ベッドフォード=スタイベサントという「ニューヨークでも最も所得の低い3つの地域」に食料や社会サービスを提供する「ネイバーズ・トゥギャザー」、ニューヨーク市で安全や栄養のある食事、関連リソースへのアクセスを増やす取り組みを行っている「ザ・キャンペーン・アゲインスト・ハンガー」となっている。

後者2つのチャリティ団体に貢献するためにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは「社会的・環境的・人種的・経済的公正に基づいた地域の解決策を促進させ、草の根の運動を指示する重要なリソースを提供する」ことを目的とした地元の団体「ホワイハンガー」と協力している。

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ニューヨークでの5公演は「パブリック・サービス・アナウンスメント」北米ツアーを締めくくるもので、今月からは13公演に及ぶUK&ヨーロッパ・ツアーが始まる予定となっていたが、ザック・デ・ラ・ロッチャがアキレス腱を断裂したということで、キャンセルされている。

ザック・デ・ラ・ロッチャは北米ツアーの2公演目となった7月11日のシカゴ公演で足を傷めており、一旦、ステージを降りた後、椅子に座りながらライヴを行っている。「正直なところ、一体、足に何が起きたのか分からないんだけど、でも、いいかい、続けることにするよ。ステージを這うことだってできるわけだから。今夜はみんなのために演奏するよ」とザック・デ・ラ・ロッチャはその公演で語っている。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのUK&ヨーロッパ・ツアーにはレディング&リーズ・フェスティバルへのヘッドライナー出演も含まれていたが、代わりにザ・1975が出演することが決定している。

11年ぶりとなったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの北米ツアーにおいて足を怪我した公演では“No Shelter”を15年ぶりに披露している。また、7月27日に行われたクリーヴランド公演では“Born Of A Broken Man”を14年ぶりに演奏している。

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