女優のジェニファー・グレイは80年代にマシュー・ブロデリックと交際していたことがマドンナの“Express Yourself”に影響を与えたことを明かしている。
ジェニファー・グレイとマシュー・ブロデリックは映画『フェリスはある朝突然に』で共演して、1986年に交際を始めている。その後、ジェニファー・グレイは『ダーティ・ダンシング』のフランシス・”ベイビー”・ハウスマン役を射止め、ハリウッドのスターダムを駆け上がることになるが、ジェニファー・グレイとマシュー・ブロデリックは婚約したものの、4年に及ぶ交際を経て破局しており、ジェニファー・グレイはジョニー・デップと交際を始めている。
5月3日に回想録『アウト・オブ・ザ・コーナー(原題)』を刊行するジェニファー・グレイは『ピープル』誌でマドンナが29歳の誕生日パーティーを開催して、その夜にマシュー・ブロデリックとの破局を取り上げた“Express Yourself”が書かれたことを振り返っている。
「私がマシューと破局したことについて“Express Yourself”という曲を書いていることを彼女は教えてくれた」とジェニファー・グレイは語っている。「彼女の車で聴かせてくれた。私はジョニーとログハウスにいたんだけど、彼女が『車に乗って』と言ってきた。それで素晴らしいサウンドシステムのあるメルセデスに乗ったら、『私が書いたこの曲を聴いて。あなたのことについてなの』と彼女は言ったの」
“Express Yourself”の歌詞の一部は『ダーティ・ダンシング』のフランシス・”ベイビー”・ハウスマン役への言及となっている。「You deserve the best in life/ So if the time isn’t right, then move on/ Second best is never enough/ You’ll do much better, baby, on your own(あなたの人生は最高にふさわしい/タイミングが悪かったら先に進んで/二番目なんて十分じゃない/自分だけでもっとうまくやれるから)」
歌詞についてジェニファー・グレイは次のように語っている。「私は学んだのは二番手を求めようとしていたということね」
ジェニファー・グレイとマドンナはジョニー・デップとの交際が始まった時からの親友で、1989年公開の映画『ワンナイト・オブ・ブロードウェイ』に共に出演している。
ジェニファー・グレイは“Express Yourself”が自分の交際を題材としていることについて最近マドンナに連絡を取ったという。「Eメールを送ったんだけど、『このことっていろんな人に言っているの?』と尋ねてみたの」
先日、マドンナはファイアーボーイDMLが参加したシックキックによる1998年発表の“Frozen”のリミックス音源が公開されている。
シックキックによる1998年発表の“Frozen”のリミックスは昨年TikTokなどで拡散されて、12月に正式リリースされており、そこに今回ナイジェリア人シンガーであるファイアーボーイDMLが参加している。
リミックス音源はこちらから。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.