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ソフト・セルとペット・ショップ・ボーイズはアルバム『ハピネス・ノット・インクルーディッド』に収録されるジョイント・シングル“Purple Zone”が公開されている。

最近のライヴでもファンからの反響がよかったという“Purple Zone”はソフト・セルとペット・ショップ・ボーイズが手を組んだもので、ソフト・セルによる20年ぶりのアルバムに収録される。

この曲は元々ペット・ショップ・ボーイズにリミックスを依頼する予定だったが、完全なコラボレーションに発展したとのことで、ソフト・セルのデイヴ・ボールはこの曲について「1980年前半以来、最も素晴らしいポップな瞬間と言えるだろう」と述べている。

「ペット・ショップ・ボーイズと仕事をするのは楽しかったよ。この曲は彼らとの完璧なコンビネーションになっているんだ」とソフト・セルのマーク・アーモンドは語っており、ペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントとクリス・ロウは次のように続けている。「影響力のあるソフト・セルとこんなゴージャスな曲でコラボレーションできて興奮しているよ」

“Purple Zone”はデジタルの他にCDとアナログ盤でもリリースされる。CDにはソフト・セルによるエックス・レイ・スペックスの“The Day The World Turned Day-Glo”のカヴァー、マンハッタン・クリークによるリミックスも収録される。

ソフト・セルはアルバムから“Bruises On All My Illusions”とタイトル曲“Happiness Not Included”も公開している。アルバム『ハピネス・ノット・インクルーディッド』は5月6日にリリースされる。

ソフト・セルのアルバムは2002年発表の『クルーエルティ・ウィズアウト・ビューティ』以来となる。新作はフィリップ・ラーセンがプロデュースを手掛けており、通算5作目となるアルバムのアイディアは2018年にロンドンのO2アリーナで行われた当時のラスト・ライヴで持ち上がったという。それまでマーク・アーモンドとデイヴ・ボールは15年間会っていなかった。

新作についてマーク・アーモンドは次のように語っている。「このアルバムでは自分たちを社会のように見なしたかったんだ。利益よりも人を、金よりも道徳や良識を、食べ物よりも動物の権利を、狂信よりも公平さを、自分の取るに足らない快適さよりも他者の言葉では表せない苦しみを優先することにしたんだ」

「でも、このアルバムには表層を掘り下げて、何が問題かを理解すれば、理想郷は存在するという信念があるんだ」

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