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ドクター・ドレーは先週のスーパーボウルでのパフォーマンスを受けて、スヌープ・ドッグが参加した“Still D.R.E.”のミュージック・ビデオの再生回数がYouTubeで10億回を突破している。

ドクター・ドレーとスヌープ・ドッグは現地時間2月13日にイングルウッドのソーファイ・スタジアムで行われたスーパーボウルのハーフタイム・ショーでエミネム、ケンドリック・ラマー、メアリー・J. ブライジと共演している。

メドレーで楽曲が披露されたが、その中でもドクター・ドレーのセカンド・アルバム『2001』に収録の“Still D.R.E.”が大きな注目を集めている。

パフォーマンスを受けてハイプ・ウィリアムスが監督した“Still D.R.E.”のミュージック・ビデオの再生回数は10億回を突破している。ドクター・ドレーにとってもスヌープ・ドッグにとっても10億回を突破するのはこれが初めてとなる。

スコット・ストーチとメル・マンもプロダクションで参加している“Still D.R.E.”は20年前にリリースされた当初は全米シングル・チャートで93位を記録しており、その後、ファンからは愛された定番のアンセムとなっている。

“Still D.R.E.”のミュージック・ビデオはドクター・ドレーとスヌープ・ドッグが車でロサンゼルスを走り回るもので、エミネム、イグジビット、ファンクマスター・フレックス、ウォーレンGが出演している。

先日、ドクター・ドレーはスーパーボウルのハーフタイム・ショー後に初となるインタヴューを受けて、エミネムが膝をついた件やNFLによる歌詞の検閲などについて語っている。

『TMZ』が主催のNFLが止めるように求めた歌詞はあったのかと尋ねると、ドクター・ドレーは次のように答えている。「変えなければならないものはいくつかあったんだ。でも、ちょっとした変更だったよ」

ケンドリック・ラマーのセクションでは“mAAd City”から「If Pirus and Crips all got along / They’d probably gun me down by the end of this song(もしパイルズとクリップスが仲が良くなったら/曲が終わる頃には俺は撃ち殺されているだろう)」という一節がなかったことが注目を集めている。

ドクター・ドレーはロサンゼルスのギャングに言及しているために主催者からなくすよう要望があったことを認めている。「あれは問題があってね。なくさなきゃならなかったんだ。大きなことじゃなかったから、理解したよ。でも、関わった全員がプロフェッショナルで、全員が時間通りに動いて、自分たちの達成するものの重要さを感じていたんだ」

ドクター・ドレーはパフォーマンスの後、メアリー・J. ブライジが彼の自宅を訪れて、一緒にスタジオに入ったことを明かしている。

「彼女はサンプルを聴かせてくれて、ゆっくり過ごしたんだ。次のプロジェクトでは一緒にやろうという話をしたよ。言っていいのか、そうじゃないのか分からないから、メアリーには申し訳ないんだけどね。でも、楽しみだよ。スタジオで腰を下ろして、音楽を聴いて、ダンスを楽しむ。やったのはそれだけだけどさ」

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