カニエ・ウェストは物理的なアート・フォームへのこだわりを見せ、NFTを販売するトレンドに加わるつもりはないと述べている。
カニエ・ウェストは「今、自分がやっているのは現実世界の現実の商品なんだ。現実の食べ物、現実の衣服、現実のシェルター。俺にNFTをやれと言わないでくれ」と手書きで書かれた紙の写真をインスタグラムで投稿している。
カニエ・ウェストは今後NFTをやる可能性は排除しておらず、「後々訊いてくれ」と締めくくっている。
今のところ、ブロックチェーンからは距離を置いているカニエ・ウェストだが、過去にはデジタル・フォーマットを活用している。例えば、2013年にはアルバム『イーザス』でフィジカルCDの終焉を示唆しており、2016年発表の『ザ・ライフ・オブ・パブロ』はデジタル・フォーマットのみでのリリースとなっている。その後の『イェー』、『ジーザス・イズ・キング』、『ドンダ』はCDとアナログ盤でもリリースされている。
カニエ・ウェストはニュー・アルバム『ドンダ2』をリリースするものと見られており、アルバムにはマリリン・マンソンも参加していると報じられている。
『ドンダ』に参加したプロデューサーのデジタル・ナズはスタジオでマリリン・マンソンを複数回目撃したと語っている。「マリリン・マンソンにラップのビートをやってもらいたいとは思ってなくてさ。カニエ・ウェストはマリリン・マンソンに彼らしいことをやってもらいたがっているんだ。彼はそういうパートをサンプリングして使うことになるんだと思う。『イーザス』でやっていたようにね」
先週、カニエ・ウェストはアルバム『ドンダ2』を2月22日にリリースすると述べており、アルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーはフューチャーが務めていることを明かしている。
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