Venla Shalin

Photo: Venla Shalin

ザ・ラスマスはユーロヴィジョン・ソング・コンテストの候補曲である新曲“Jezebel”が公開されている。

“Jezebel”はエアロスミスやキッスを手掛けたデスモンド・チャイルドが共作/プロデュースした曲となっていて、ユーロヴィジョン・ソング・コンテストのフィンランド代表になるために2月26日にテレビで披露されることが決定している。

ザ・ラスマスはテレビ番組『ウーデム・ムジーキン・キルパイル』で視聴者と審査員の投票によって代表が決められることになる。決勝戦の模様はフィンランド国営放送で生放送される。

シンガーのラウリ・ヨーネンは“Jezebel”とデスモンド・チャイルドについて次のように語っている。「デスモンド・チャイルドとまた仕事をできたのは素晴らしかった。彼はヒット・ソングの作り方を知っているんだ。“Jezebel”はほしいものを尋ねることなく、手に入れる少女についての曲なんだ。自由な精神だね」

今回のコラボレーションについてデスモンド・チャイルドは次のように語っている。「ラウリが電話をくれて『全世界でも最大で最高の曲が必要なんだ。一緒にやってくれるかい?』と言ってきたんだ。『いいけど、ギリシャのフォレガンドロス島にいるんだ』と行ったら、彼は『そっちに行くよ』と言ってくれたんだよね」

「“Jezebel”は今の強い女性へのオマージュなんだ。身体は自分のものであり、セクシャリティや快感を自分のものとして、対等である覚悟を持っているんだ」

今月、ザ・ラスマスは結成メンバーのギタリストであるパウリ・ランタサルミが脱退することを発表している。「バンドを離れて、人生における新しい冒険や挑戦を求めることにしました」

「これまでの旅路を可能にしてくれたすべての人々、特に素晴らしいファンに対してその最高の思い出をくれたことに感謝しています。愛しています」

パウリ・ランタサルミに代わってエミリア・スホネンが加入している。

昨年はマネスキンが優勝したユーロヴィジョン・ソング・コンテストだが、今年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストはトリノで開催されて、決勝戦は5月14日に行われる。

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