Dean Chalkley/NME

Photo: Dean Chalkley/NME

ジャスティン・ビーバーは、今年の「クリスマス・ナンバー・ワン」(クリスマス週の全英チャート1位)獲得に向けて快調な走りをみせている。

ジャスティン・ビーバーのニュー・シングル“Love Yourself”は、今週半ばのミッドウィーク・チャートにおいて、国民保健サービスのルイシャム・アンド・グリニッジ・クワイアーの“A Bridge Over You“を総売り上げで3000枚上回っているという。

国民保健サービスのルイシャム・アンド・グリニッジ・クワイアーの楽曲は、コールドプレイの“Fix You”とサイモン&ガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water”のマッシュ・アップで、イギリスの2つのチャリティー団体、マインドとケアラーズUKの援助を目的としてリリースされている。

クリスマス週の全英シングルチャート40位までの正式な発表は、金曜日(12月25日)のイギリス時間午前10時から午後1時、BBCラジオ1の「グレッグ・ジェームズのオフィシャル・チャート・ショー」にてカウントダウン形式で行われることになっており、クリスマス特別番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でも発表されることになっている。

現在のところ、40位以内には6つのクリスマス・ソングの名曲がランクインしており、マライア・キャリーの “All I Want For Christmas Is You”が13位、ザ・ポーグスとカースティ・マッコール の“Fairytale Of New York(ニューヨークの夢)”が14位、ワム!の“Last Christmas(ラスト・クリスマス)”が22位となっている。

一方アデルも、今週前半の3日間でニュー・アルバム『25』を新たに16万枚売り上げており、クリスマス期間中も依然として首位に留まるものとみられている。

また『25』は、アメリカにおいて、世間に自身の名を知らしめることとなった前作『21』以来、最も売れたアルバムとなったことが明らかになっている。

1月25日にリリースされた『25』は、アメリカでのセールスが598万枚となり、テイラー・スウィフトの『1989』を抜くことになった。2014年10月にリリースされた『1989』はアメリカで557万枚を売り上げている。アデルの前作『21』は2011年のリリースからこれまでに1137万枚を売り上げている。

『25』はUKでも今年最も売れたアルバムとなっており、100万枚に10日という記録で到達している。またUKで史上最もダウンロードされたアルバムとなっており、ダウンロードだけで25万枚以上を売り上げている。

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