ネイディーン・シャーはU2のベーシストであるアダム・クレイトンがドキュメンタリー『フィル・ライノット:ソングス・フォー・ホワイル・アイム・アウェイ』に出演した際の発言について「最悪な奴」と述べている。
ネイディーン・シャーが12月4日にツイートした映像でアダム・クレイトンはシン・リジーにおけるフィル・ライノットのベーシストとしての役割について語っている。「ベースについて知っておかなきゃいけないことは両足の間にぶら下がっている大きくてヘヴィなものだということなんだ」
「ベースは秘密兵器なんだよ。パワーの源なんだ。ドラム・キットとのグルーヴによるもので、ドラムとベースは素晴らしくセクシーな腰の動きを生み出してくれる。その上に女性的な要素が乗ってくるわけだけど、ベーシストというのはバンドの男性的な部分なんだよ」
ネイディーン・シャーは最後の発言を問題視していて、アダム・クレイトンの冗談について一言で「最低」と評している。映像に添えられたキャプションで「アダム・クレイトンは最悪な奴ね。私の女性的な要素があなたのやっていることの上に乗っているんだって」と述べている。
Adam Clayton is a fucking spenk. My “girly stuff” shits on what you do. pic.twitter.com/DrCDdsiKwf
— Nadine Shah (@nadineshah) December 4, 2021
ネイディーン・シャーは長年にわたって性差別的な振る舞いに声を上げてきており、今年10月には1ヶ月の間に経験したいくつかの暴言や性差別を挙げている。「女性への差別は日常的に、どこにでもあるものです」
ネイディーン・シャーは2020年6月にリリースされた通算4作目の最新作『キッチン・シンク』に収録された“Buckfast”や“Trad”といった楽曲で性差別をテーマにしている。
ネイディーン・シャーは先日、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで行われたライヴでスウェードと“The Wild Ones”をデュエットしている。
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