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フー・ファイターズは来年公開のホラー・コメディ映画『スタジオ666(原題)』に出演することが決定している。

デイヴ・グロール、テイラー・ホーキンス、ネイト・メンデル、パット・スメア、クリス・シフレット、ラミ・ジャフィーという全メンバーに加えて、映画にはホイットニー・カミングス、レスリー・グロスマン、ジェナ・オルテガらも出演する。

プレス・リリースによれば、映画は「ロックンロールの不気味な歴史に彩られた」カリフォルニア州エンシノにある豪邸にニュー・アルバムをレコーディングするためにやってきたフー・ファイターズが彼らの生命とアルバムの完成を脅かす超常現象に襲われるものになるという。

デイヴ・グロールは次のように述べている。「何十年にもわたってバカげたミュージック・ビデオや複数の音楽ドキュメンタリーを製作してきたのを経て、ついに次の段階に進む時が来たんだ。長編のホラー・コメディ映画だよ。フー・ファイターズの他の多くのことと同様、『スタジオ666』は突拍子もないアイディアから始まって、想像以上に大きなものへと花開いたんだ」

「(呪われてると言っていた)最新作『メディスン・アット・ミッドナイト』をレコーディングした邸宅で撮影したんだけど、好きなロックンロール映画にあったクラシックなマジックを再現できたらと思ったんだ。でも、ひねりを加えて爆笑できるホラー映画になったんだ。そして、やっとトム・オルテンベルクとオープン・ロード・フィルムズの協力を得て、2年間秘密にしていたことをようやく明かすことができたんだ。笑い、叫び、ポップコーンにヘッドバンキングする準備をしてほしい。『スタジオ666』は君をめちゃくちゃにするはずだよ」

『スタジオ666』はBJ・マクドネルの監督作品で、彼は次のように述べている。「私の愛するロック、ホラー、コメディといったものをワクワクする映画としてまとめた完璧なコンビネーションとなっています」

「オールドスクールなバンド映画を作るのにフー・ファイターズと協力できたことに興奮しています。ザ・ビートルズの『ヘルプ!』、ザ・モンキーズの『ヘッド』、キッスの『地獄の復活』といった作品は年月が経ちましたが、そういった60〜70年代のバンド映画の楽しさをホラーと結びつけて、『スタジオ666』が生まれました。音楽ファンと映画ファンが一緒にこの映画を楽しんでくれることに興奮しています」

映画はデイヴ・グロールの原案によるもので、ジェフ・ビューラーとレベッカ・ヒューズが脚本を担当している。アメリカでは2022年2月25日に公開される。

先日、フー・ファイターズは2021年のロックの殿堂入り式典でポール・マッカートニーと共演してザ・ビートルズの“Get Back”を演奏している。

ポール・マッカートニーはスピーチで次のように語っている。「僕らは自分たちのグループで素晴らしい時間を過ごした。でも、最終的には悲劇が起こって、僕のグループは解散した。デイヴにも同様のことが起こった。彼のグループも悲劇的な状況で解散した。そうして問題になったのは、今度は何をやる?ということだった。僕らは共にこの問題を突き付けられたんだ」

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