ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはバンドの「心臓部」だったチャーリー・ワッツなしにツアーをすることについて語っている。
チャーリー・ワッツは8月24日に享年80歳で亡くなっており、音楽界からは多くの追悼の声が寄せられている。ミック・ジャガーはチャーリー・ワッツが亡くなったことについて「大きな損失」だとして、2021年最初の公演を彼に捧げている。
ハワード・スターンによるインタヴューでミック・ジャガーはチャーリー・ワッツについて「バンドにとっての心臓部であり、非常に堅実な人物だった」と述べている。
「彼は不安になることがなかった。そして、すごく信頼のできる人物だった」とミック・ジャガーは続けている。
「チャーリーのことが惜しまれるね。素晴らしいユーモアのセンスの持ち主だった。バンド以外でも、いっぱいつるむことがあって、面白い時間を過ごしたね。共にスポーツが好きで、サッカーに行ったり、クリケットに行ったりして、音楽以外でも趣味があったんだ」
1963年以来、ライヴに欠けることのなかったチャーリー・ワッツなしにライヴをする準備することについてミック・ジャガーは次のように振り返っている。
「一緒にリハーサルをやる度に『チャーリーだったら、こう言うだろう。彼だったらこうするね』と言っているんだ」
「彼とたくさんのライヴ、たくさんのツアー、たくさんのレコーディング・セッションをやってきたから、彼がいないのが不思議な感じだよ。病気になった時、『続けて、ツアーをやらなきゃいけない。自分のせいでやめないでくれ』と彼は言っていたんだ。だから、そうしているんだよ」
スティーヴ・ジョーダンがチャーリー・ワッツの代役を務めており、ミック・ジャガーは先日スティーヴ・ジョーダンについて「チャーリーに非常に敬意を払っている」と述べ、「宿題」をやってきてくれたと語っていた。
ミック・ジャガーはチャーリー・ワッツについて「長きにわたってバンドをまとめてくれたんだ」と語り、「最後の数年はバンドに起きていることについて、いい会話をしてきた」とも述べている。ザ・ローリング・ストーンズは2021年初めてとなるライヴを行い、ドラマーのチャーリー・ワッツに捧げている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.