Laura Palmer /NME

Photo: Laura Palmer /NME

パラモアのベーシストであるジェレミー・デイヴィスが脱退したことが明らかになっている。

ジェレミー・デイヴィスは2005年から11年間にわたってバンドに在籍しており、パラモアの発表している4枚のアルバムすべてでプレイしている。バンドはフェイスブックを通して脱退を発表しており、ヴォーカルのヘイリー・ウィリアムスとギタリストのテイラー・ヨークの二人でバンドを続けていくことを表明している。

今回の脱退について「本当に辛いことだった」とバンドはフェイスブックに綴っている。

「この数年間は私たちにとって本当に実りの多い年月だったの。人間同士として、友人として、そしてバンドとして。セルフ・タイトルのアルバムの時期はバンドにとって重要なものになると分かっていたわ。けれど、最終的にはそこからまた前進しなくてはならないことも分かってたの。前進には成長や痛み、変化が伴うものなのよ……時にはまったく望んでいなかった変化が訪れることもある。この文章は何回も書いては書き直していて、うまくまとめることなんてできないけれど……ジェレミーはこれ以上バンドに在籍しなくなってしまったの。正直言って、これは本当に辛いことだったわ。どうやって前進したらいいのか、時間をかけて考え、最終的に私たちはパラモアがこれからも存続できるし、しなくてはいけないと思ったの。だからそうするわ」

さらに次のように述べている。「以前の困難な時期に私たちを支えてくれた人々に本当に感謝しているし、彼らは私たちの一部だってことが分かったの。これからもずっとね。パラモアのこれからについては期待してるわ。同時にジェレミーがこれからどうなっていくのかも楽しみにしてる。私たちを支えてくれて、信じてくれたみんなに感謝してるわ。みんなのお陰でやってこれたの。3月開催のクルーズ・ライヴ、パラホーイでまたすぐに会いましょう。クルーズに参加しないみんなも、2016年に会えたらと思う」

ジェレミー・デイヴィスは初の脱退メンバーではなく、2010年にはジョシュ・ファロとザック・ファロが脱退している。

パラモアの現時点での最新作『パラモア』は、2013年4月にリリースされている。今年に入って、ヘイリー・ウィリアムスはバンドの近い将来について疑いをかけており、「次に何が起こるか分からない」と語っていた。

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