Ryan Anderson

Photo: Ryan Anderson

スティングは5年ぶりのオリジナル・ニュー・アルバム『ザ・ブリッジ』を11月19日にリリースすることを発表している。

今年3月にこれまでのデュエット/コラボレーションから選曲して1枚にまとめた『デュエッツ』をリリースしたばかりスティングだが、オリジナル・アルバムとしては2016年発表の『ニューヨーク9番街57丁目』以来となる。

アルバムのリリース発表に合わせて新曲“If It’s Love”が公開されている。

新作についてスティングは次のように語っている。「これらの曲は、ある場所と別の場所、ある精神状態と別の精神状態、生と死、人と人の関係、そういったすべての“間”にあるものだ。このパンデミックと時代の間に挟まれ、政治的にも社会的にも心理的にも、僕らは、何かの真ん中で立ち往生している。架け橋が必要なんだ」

ファースト・シングルとなる“If It’s Love”についてスティングは次のように続けている。「恋をし、恋に破れながらも、恋につける薬がないと歌うソングライターは、けっして僕が初めてではないし、最後でもない。“If It’s Love”は僕がその仲間入りをした1曲であり、恋における比喩的な症状や診断、そして恋を前にしたどうにもならない無能力さは、弱々しく微笑まずにはいられないほど、誰にとっても身に覚えのあることだ」

アルバムにはドミニク・ミラー(ギター)、ジョシュ・フリース(ドラム)、ブランフォード・マルサリス(サックス)、マヌ・カチェ(ドラム)、マーティン・キーゼンバウム(キーボード)、フレッド・ルノーディン(シンセサイザー)、バック・ヴォーカリストのメリッサ・ムジーク、ジーン・ノーブル、ジョー・ローリー、ライラ・ビアリが参加している。プロデュースはスティングとマーティン・キーゼンバウムが手掛けており、1曲のみスティング、マヤ・ジェーン・コールズ、マーティン・キーゼンバウムのプロデュースとなっている。

『ザ・ブリッジ』は、スタンダードCD、デラックスCD、LP、カセット、デジタル配信の各形態でリリースされる。デラックスCD・LPにはボーナス・トラックが3曲収録される。日本盤CDにはボーナス・トラックがさらに1曲収録される。日本盤はCD通常盤とDVD付デラックス盤の2形態がリリースされる。

リリースの詳細は以下の通り。

スティング『ザ・ブリッジ』 2021年11月19日発売
Sting / The Bridge
日本盤ボーナス・トラック1曲収録/日本盤のみSHM-CD仕様
スティングによるライナーノーツ・日本語訳付
CD+DVDデラックス盤:UICY-79755/4,070円(税込)/日本独自企画盤/7インチ・サイズ・パッケージ/折込ポスター2枚封入
CD通常盤: UICY-16021/2,750円(税込)
Rushing Water  ラッシング・ウォーター
If It’s Love  イフ・イッツ・ラヴ
The Book of Numbers  ザ・ブック・オブ・ナンバーズ
Loving You  ラヴィング・ユー
Harmony Road  ハーモニー・ロード
For Her Love  フォー・ハー・ラヴ
The Hills on the Border  ザ・ヒルズ・オン・ザ・ボーダー
Captain Bateman  キャプテン・ベイトマン
The Bells of St. Thomas  ザ・ベルズ・オブ・セント・トマス
The Bridge  ザ・ブリッジ
Waters of Tyne  ウォーター・オブ・タイン
Captain Bateman’s Basement  キャプテン・ベイトマンズ・ベースメント
(Sittin’ on) The Dock of the Bay  ドック・オブ・ベイ
I Guess the Lord Must Be in New York City  孤独のニューヨーク

デラックス盤DVD
・Interview & Track by Track インタヴュー&トラック・バイ・トラック<日本語字幕付>
・If It’s Love (Music Video) イフ・イッツ・ラヴ(ミュージック・ビデオ)
・Rushing Water (Music Video) ラッシング・ウォーター(ミュージック・ビデオ)

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