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ミューズは『オリジン・オブ・シンメトリー』の20周年を記念して、同作のリミックス・アルバムをリリースすることを発表して、“Citizen Erased”の音源が公開されている。

『オリジン・オブ・シンメトリー』は2001年7月17日にリリースされているが、リミックス・アルバムは2021年6月28日にリリースされる。

“Citizen Erased”のリミックス音源はこちらから。

ミューズはリリースについて現時点で正式なコメントはしていないものの、マシュー・ベラミーは以前『NME』に記念として「特別な公演」を考えていると語っていた。

「ファンが初期のボックスセットを喜んでくれて、多くの人が手に入れられなかったみたいだから、もっと作るべきだったなと考えているんだ」とマシュー・ベラミーは昨年語っていた。

「もしライヴ・シーンが戻ってくるなら、それを記念した特別な公演をやりたいね。それには反対しないよ。コンサートがもう一度やれるようになったら、ミューズでなにかをやりたいと思っているんだ」

一方、ミューズのフロントマンであるマシュー・ベラミーは2018年発表の『シミュレーション・セオリー』に続く新作の楽曲を既に書き始めたと語っている。

「抗議運動と混乱が始まった時に書き始めたんだ」と彼は語っている。「変な言い方かもしれないけど、自分の書いている曲と合っていたんだ。ちょっとイライラしていたんだ」

また、マシュー・ベラミーは新作にむけてすべてが始まった場所に戻ることを「話し合っている」とも語っている。

「すべてをリセットして、元々の場所に戻るというアイディアは気に入っているんだ」とマシュー・ベラミーはロサンゼルスの自宅から『NME』に語っている。「物理的に故郷に帰って、出発点でやっていたように戻ってみるっていうね。渡航制限次第だけど、来年はアルバムを作るためにスタジオに入って、その後、ツアーを行うことになりそうなんだ」

また、マシュー・ベラミーは今年のレコード・ストア・デイにソロ音源集『クライオスリープ』をリリースすることが決定している。

10曲を収録する『クライオスリープ』はレコード・ストア・デイの2日目の日程となる7月16日にリリースされる。同作には『ゲーム・オブ・スローンズ』のサウンドトラックに提供した“Pray”、サイモン&ガーファンクルの“Bridge Over Troubled Water”のカヴァー、“Behold, The Glove”、“Tomorrow’s World”、ザ・ジェイディっど・ハーツ・クラブによる“Fever”のカヴァー、ミューズの“Unintended”、“Take A Bow”、“Guiding Light”のソロ・バージョンが収録される。

“Guiding Light”の未発表ソロ・バージョンはジェフ・バックリィが『グレイス』で使用したギターでレコーディングされている。

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