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KLFは1991年発表のアルバム『ザ・ホワイト・ルーム』を初めてストリーミング・サービスにアップロードしている。

『ザ・ホワイト・ルーム(ディレクターズ・カット)』はオリジナルと同一ではなく、1989年のオルタナティヴ・バージョンと評されている。本作には“Church Of The KLF”、“Last Train To Trancentral”のエクスンディッド・バージョンが収録され、未発表曲“The Lover’s Side”も収録されている。

KLFは1992年に音楽業界から引退した時にすべての作品を廃盤にしたことで知られるが、今年の初めからバック・カタログをアップロードしている。

KLFはこれまでコンピレーションである『ソリッド・ステート・ロジック1』や1990年発表のアルバム『チル・アウト』の音源に取り組んだ新たなアルバム『カム・ダウン・ドーン』などがストリーミング・サービスで公開されている。

KLFは2017年に23年の沈黙を破っており、ポール・デュエインが監督した新たなドキュメンタリー作品が公開されている。

2018年にザ・KLFは3万4592人分の遺灰が使われたレンガでピラミッドを造るという奇妙な計画を開始している。

ザ・KLFは現地時間11月23日に開催する「ザ・トクステス・デイ・オブ・ザ・デッド」と題されたイベントで、遺灰と共に焼き固めたレンガで積まれた「ザ・ピープルズ・ピラミッド」と名付けられたピラミッドを展示することを発表している。

ザ・KLFのウェブサイトによれば、ピラミッドを構成するレンガはすべて「ムームーフィケーション」と呼ばれる行程で作られたものになるとのことで、「ムームーフィケーション」については「1人あたり23グラムの遺灰を焼き込んでレンガを作り、このレンガの一つ一つがザ・ピープルズ・ピラミッドを構成する3万4592個のレンガの一部になる」と述べられている。

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