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2019年にアルバムのリリースが期待されているアーティストたちをまとめてみた。彼らの全員が約束を守り、アルバムをリリースをリリースしてくれるのだとすれば、多くの名作を聴くことができる1年になりそうだ。忙しい1年になることを祈って、2019年にリリースが期待されている注目作35枚をここにご紹介しよう。

1. ウィーザー『ザ・ブラック・アルバム』

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リリース日:3月1日
収録される曲: 奇妙な“Zombie Bastards”とエレクトロ風味の“Can”t Knock The Hustle”.
これまでに語られていること: リヴァース・クオモは2017年、『NME』に新作は「ダーク」で、「より実験的で、非常にネガティヴ」なものになると語っている。陽気なサウンドだけどね!

2. ヴァンパイア・ウィークエンド『FOTB(イニシャル)』

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リリース日:TBC
収録される曲: 待望の新作は“Conversation”、“Big Blue”、“Flower Moon”といった曲が収録されると思われる。昨年の夏カリフォルニアでのライヴでエズラ・クーニグがさわりだけ披露してくれた“Flower Moon”は、爽やかでジャジーな楽曲かもしれない。エズラ・クーニグは1月から3ヶ月にわたって公開されていく2曲のイニシャルも明かしており、1ヶ月目が「hhと2021」、2ヶ月目が「sとbb」、3ヶ月目が「tlとuw」になるという。
これまでに語られていること:ロラパルーザのアフターショウでは、エズラ・クーニグが携帯をPAに繋いで5曲の新曲をお披露目したといい、居合わせたファンは次のように語っている。「一番言えるのはスペーシーで、隙間のあるサウンドという感じかな。部分的には(フリート・フォクシーズの)『クラック-アップ』を彷彿とさせるね。でも、すごく明るくて、眩しいんだ」

3. バスティル『ドゥーム・デイズ』

Ben Bentley

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リリース日: TBA
収録される曲:アルバムは“Quarter Past Midnight” (0時15分)で始まり、“4AM”(午前4時)で終わる。間に収録される楽曲は夜の進行に合わせたものになると思われる。
これまでに語られていること: 新作の内容について「夜のレコード」「黙示録のパーティー・アルバム」とフロントマンのダン・スミスは説明している。さらに彼は『ワイルド・ワールド』では当時世界で起こっていることすべてを映し出そうとしていたが、今回のアルバムはそういったものを排除して、現実逃避に焦点を当てたものになると明かしている。

4. テーム・インパラ『TBA』

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リリース日: TBC
収録される曲: まったく不明。ケヴィン・パーカーは以前「最初に曲を聴いてもらう時はレコーディングによる素晴らしさみたいなものを体験してもらいたいんだ」と語っており、アルバムがリリースされる時まで新曲は一切披露されないことをほのめかしている。
これまでに語られていること:もしかしたら豪華なコレボレーションがいくつか聴けるかもしれない。ケヴィン・パーカーは前作『カレンツ』以降、レディー・ガガ、マーク・ロンソン、SZA、セオフィラス・ロンドンといった様々なアーティストとコラボレーションを果たしており、彼の新たな音楽仲間のネットワークがどこかで登場するかもしれない。

5. ストームジー『TBA』

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リリース日: TBC
収録される曲: ストームジーは沈黙を貫いているため、我々は待つしかない。
これまでに語られていること: 彼自身は多くを語らないが、プロデューサーのフラッシャー・T・スミスは、彼が単に『ギャング・サインズ & プレイヤー』の焼き直しをするようなことはないと語っている。「すごくエキサイティングな道のりになるだろうし、すごくエキサイティングなセカンド・アルバムになるはずだよ」と彼は『ミュージック・ウィーク』誌に語っている。

6. グライムス『TBA』

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リリース日: TBA
収録される曲: グライムスは昨年夏にアルバムに収録される可能性のある新曲2曲の断片を公開し、それぞれ「ありきたりなラヴ・ソング」、「映画『バージーラーオ・マスターニー』をサイバーパンクとして再解釈したみたいな優美な若者のジャム」と称している。まさにだね。
これまでに語られていること: 今のところ決定的な情報はあまりないが、グライムス自身は新作について「コラボレーションが多く、ものすごく輝かしい」ものになるとファンに語っており、スペシャル・ゲストの参加が期待される。

7. ブリング・ミー・ザ・ホライズン『アモ』

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リリース日:1月25日
収録される曲:元々はリンプ・ビズキットに提供するつもりだったという雷鳴のような“Wonderful Life”や、誤作動を起こしたエレクトロニカから、壮大で、耳に残るロックなコーラスへとツイストしていくリード・シングルの“Mantra”など。
これまでに語られていること:ひょっとすると、ちょっとしたサプライズがあるかもしれない。バンドはグライムスが参加した楽曲について、彼らにとって「これまでとはまったく違う」曲になっているとしている。一方、フロントマンのオリヴァー・サイクスは『NME』に次のように語っている。「新作はどの曲もそれぞれ全然違ったものになっていているよ。前作より遥かに実験的だね」

8. マイ・ ブラッディ・ヴァレンタイン『TBA』

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リリース日: TBA
収録される曲:トラックリストは何一つ明らかになっていないが、昨夏にメルトダウン・フェスティバルで初披露された新曲は収録されるかもしれない。
これまでに語られていること:バンドはいまだに詳細を多くは明かしていないが、数ヶ月以内にはたくさんの新曲を聴けるかもしれない。ケヴィン・シールズは、今回の新作を完成させたらすぐに別のアルバムにも取り掛かるつもりだと明かしている。

9. ミーゴス『カルチャーIII』

Matt Salacuse

Photo: Matt Salacuse


リリース日:1月
収録される曲: 今のところトラックリストは発表されていない。
これまでに語られていること:現時点で明らかなことは少ないが、いくつかのコラボレーションが期待できるかもしれない。もしかしたら、すでにコラボレーション歴があり、オフセットと結婚したカーディ・Bか、もしくは一緒にアメリカ・ツアーを行ったばかりのドレイクが参加するかもしれない。

10. カニエ・ウェスト『ヤンディー』

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リリース日: TBA
収録される曲:故エックスエックスエックステンタシオンや破天荒なラッパーとして知られるシックスナインとのコラボレーションがあると言われているが、何しろカニエ・ウェストだから、すべて変更にだってなり得るだろう。
これまでに語られていること:予想外を予想したい。カニエ・ウェストは良くも悪くも我々を驚かせてくれるはずだ。

11. ラナ・デル・レイ『ノーマン・ファッキング・ロックウェル』

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リリース日:2019年の前半
収録される曲:すでに新作からはかなりの曲が公開されている。悲しげな“Venice Bitch”、ラナ・デル・レイらしい名曲“Mariners Apartment Complex”、ピアノ・バラードの“How To Disappear”だ。“Sylvia Plath”のティーザーも公開されている。さらに新作にはマシン・ガン・ケリーとのコラボレーション曲も収録されるかもしれない。
これまでに語られていること:「ローレル・キャニオン・サウンドの流れを汲んでいるの」と彼女は“Mariners Apartment Complex” を公開した際、BBCラジオ1 に語っている。「それでいてちょっと変えてあるわ。サーフの要素を加えた曲があったりね。ディック・デイルのような本当のサーフではないけど、エレクトリック・ギターをたくさん使っているし、少しだけレッド・ホット・チリ・ペッパーズの影響も入っているわ」

12. ザ・1975『ノーツ・オン・ア・コンディショナル・フォーム(原題)』

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リリース日:おそらく6月1日だが、変更の可能性あり。
収録される曲:詳しくはまだ分からないが、マット・ヒーリーは別プロジェクトであるドライヴ・ライク・アイ・ドゥによる“28”と題された楽曲が『ノーツ・オン・ア ・コンディショナル・フォーム』に収録される予定だと明かしている。
これまでに語られていること:バンドのマネージャーによれば「夜のアルバム」だという。

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