ビッフィ・クライロのサイモン・ニール:「反逆児」

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「レノンは明らかにこれまでで最も偉大なロックスターだけど、少しばかり違う面もあるような気がするんだ。彼は労働者階級のヒーローであり、大衆の代弁者であり、そして本物の活動家であった。彼は人々に自問を促し、一般レベルでそれまでになかったやり方で宗教に疑問を投げかけるという、とても勇気のある行動を取っている。彼はまさに、特別な人間だったんだ。数々の名曲を書き、短い年月の間にたくさんのことを成し遂げている。現在、エンターテインメントと呼ばれているものを生み出したのも彼だよね。思うに、もし今も彼が生きていたら、不機嫌なオヤジになってただろうね、反対すべきことがありすぎてさ。彼は常に音楽を通じて物事や問題に異を唱えようとしていたからね。近頃ではそういうやり方はほとんどなくなってきていると思う。

俺たちのマネージャーが最近、ジョン・レノンに関するエピソードを話してくれたんだ。マネージャーがハリー・ニルソンの家に行った時のことなんだけど、頭にランプ・シェードをかぶった誰かがドアを開けてくれて、そいつは一晩中まったく不愉快なヤツだったらしい。だけど、みんながマリファナを吸って回し始めた時、そいつがランプシェードを持ち上げたら、それがジョン・レノンだったんだよ。マネージャーはもしジョン・レノンに会えたらどんな感じだろうって空想を膨らませてたんだけど、その通りにはいかなかったってわけさ」

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