2008年12月

デビュー・アルバムから20年となる記念の年が近づき、マニは他のバンド・メンバーに記念ツアー実現へ向けて和解を求める公開メッセージを送った。彼は「僕とジョン、そしてレニはこの準備をしている。イアンはあともう少し交渉しないと」とインタヴューに答えている。

2009年3月

デビュー・アルバムから20周年の2ヶ月前、『ザ・デイリー・レコード』誌はザ・ストーン・ローゼズが21公演のUKツアーで再結成すると伝えた。この情報筋によれば「イアンを説得するのに時間がかかったが、ついに全面的同意を得た」としていた。

数日後、ジョン・スクワイアはアート作品を通してこの話を否定。「僕はあのマンチェスターの偉大なポップ・グループ、ザ・ストーン・ローゼズの墓を冒涜するような行為は一切したくない。2009年3月18日」。この時点では再結成にはまだ時間がかかる状態だった。

2009年8月

プロデューサーのジョン・レッキーと共に、イアン・ブラウンが20周年記念盤『ザ・ストーン・ローゼズ―20th アニヴァーサリー レガシー・エディション』のリマスタリングに協力している。しかし新曲はなかった。

2011年4月

マニの母親の葬儀で、イアン・ブラウン、ジョン・スクワイア、マニが腕を組んで写真を撮っており、 イアン・ブラウンとジョン・スクワイアが仲直りをしたという噂が広がった。だが、悲しみの中にいるマニは腹立たしげにその噂を否定している。「2人の古い友人が僕の母親に敬意を表して、15年ぶりに再会しているだけだ。ザ・ストーン・ローゼズの再結成を意味するわけじゃない。いい加減にしてくれ。ほっといてくれ。その話は真実じゃないし、再結成はしない」と語っている。

2011年10月

何ヶ月にもおよぶメディアの憶測が続いた後、ザ・ストーン・ローゼズの4人のメンバーが10月18日にロンドンのソーホー・ホテルで再結成を発表した。新作を作りたいという意思も宣言している。記者会見で、 ジョン・スクワイアは何ヶ月か前のマニの母親の葬儀で仲直りした後、イアン・ブラウンと自身が「昔のことについて始めは泣いて、笑っていたが、すぐに曲を書くことになった」と語っている。

イアン・ブラウンもまた、新作についてコメントしている。フル・アルバムを作るほどのものはできていないが、もしメンバーたちの合格点に達しているならリリースすると語っている。イアン・ブラウンは後にジャーナリストでバンドの伝記作家であるジョン・ロブに「サウンドを適切に表現するのは早すぎる。でも最高のものを目指しているのは確かだ」と語っている。

2011年12月

ザ・ストーン・ローゼズはフェイスブックでイギリスではユニバーサル・レコード、アメリカではコロンビア・レコードと、2つの大規模レコード契約を結んだことを発表した。新作をリリースするという意思を強固なものにしたようだ。

2012年5月

ザ・ストーン・ローゼズを題材にした映画『スパイク・アイランド』の脚本を執筆したクリス・コグヒルは、彼らが「少なくとも(新曲を)3~4曲をレコーディングした」と語っている。

2012年7月

ジョン・スクワイアはファンに対して楽曲のレコーディングは完了しており、後は次のアルバムのスリーヴをデザインするだけだと語った。 しかし、他のメンバーは、ジョン・スクワイアがただジョークを言っているだけだと匂わせている。

その様子はこちらから。

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