GETTY

Photo: GETTY

ノエル・ギャラガーは、オアシスの再結成について金銭的な条件がよければ常に考えるつもりだとしたものの、バンドのライヴ演奏を望むファンに対しては共感していないとを明かしている。

ノエル・ギャラガーは9月21日の朝、イギリスのオルタナティヴ系ラジオ局であるラジオ X(旧XFM)に出演し、デビュー当時のことについて番組ホストのクリス・モイルズに語っている。それを受けて、クリス・モイルズはノエル・ギャラガーにオアシスの再結成について質問した。

それに対して、ノエル・ギャラガーは「たぶん近いうちにはないね」と答え、「絶対にとは言い切れないけどね、もし誰かが大金の小切手をチラつかせたら……」と付け加えた。

再結成については「何千人もの数え切れないほどの人々が歓迎するだろうことはわかっている」としながらも「でも、俺はその中の1人じゃない」と語った。

そして、こう続けている。「この際、はっきり言っておく。俺たちは20年間一緒にやってきたんだ。もしそれを見られなかったとしたら、残念だな……でも俺もセックス・ピストルズを見ることは出来なかったんだ。俺たち(オアシス)のウェンブリーでの2回目のライヴはすごく良くなっていた。ライヴ・バンドとして良くなった代わりに曲はだんだん悪くなっていったんだ」

その後、クリス・モイルズは、今年の2月から顔を合わせていないと語った弟のリアムについて質問した。

ノエル・ギャラガーはそれに対し「8〜9カ月くらい前にマンチェスター・シティがリーグ優勝した時以来かな」と答え、「家族と一緒に過ごすことはないんだ、昔からね……」と話している。

ノエル・ギャラガーはまた、オアシス時代のツアーについても語り、バンドがホテルに宿泊する際、きれいな個室で寝るために「パーティー・ルーム」を余分に予約していたことも明かしている。

「スイート・ルームを1部屋余分に押さえておいて、目茶苦茶やり放題のパーティー・ルームとしてね。いや、目茶苦茶にはしてないけれども。それで、朝7時になったら綺麗に掃除されたそれぞれの個室に戻るんだ」

クリス・モイルズがDJを務めるラジオXの新番組はこの日の朝スタートとなったが、彼にとっては2012年にラジオ1を去って以来久々のラジオ番組復帰となった。

一方、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズについては“ラジオX・ロード・トリップ”への出演が最初に決定されたという。

ラジオXロード・トリップは、オルタナティヴ系ラジオ局のXFMが新たにラジオXとして再スタートすることを記念し11月から12月にかけて全国ツアーを行うもので、クリス・モイルズが番組ホストを務める「ラジオXブレックファスト・ショウ」が主催となっている。

ラジオX・ロード・トリップのツアー日程とラインナップは以下の通り。

Stereophonics – Bristol O2 Academy (November 3)
Bloc Party – Glasgow O2 ABC (9)
Courteeners – Leeds O2 Academy (23)
Noel Gallagher’s High Flying Birds, Johnny Marr, Neon Waltz, Pretty Vicious – Manchester O2 Apollo (December 2)
James Bay – Birmingham O2 Academy 2 (8)

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ