Andy Ford/NME

Photo: Andy Ford/NME

リアム・ギャラガーは最新インタヴューの中でソロよりもオアシスが好きでも無理強いはできないと語っている。

オアシスの元フロントマンであるリアム・ギャラガーは、10月6日にソロ・デビュー・アルバム『アズ・ユー・ワー』のリリースを控えている。

リリースに先駆けて「コンシークエンス・オブ・サウンド」のインタヴューに応じたリアム・ギャラガーは、自身のソロ活動とオアシスとして活動することの違いについて語っている。

「みんないつもオアシスの曲を求めているし、俺だってみんなにオアシスの曲を提供したいといつも思っている。それが肩にのしかかる重荷や負担にはならないんだ。俺はマジでバンドを愛しているし、準備はできているからな……もしも明日オアシスが元に戻ったとしたら、俺は一番にバンドの元に帰るね。わかるよな? つまり、俺はこのままにしておくつもりもないし、バンドが元に戻るよう躍起にもなっていないんだ」

「もしオアシスが復活するとしたら、それは実際に起こることだけど、こういうことでなきゃいけないんだ……つまり、小切手やお金のためじゃないわけでさ。俺と俺の兄貴が兄弟に戻るってことさ。俺たちが再び兄弟に戻って仲良くなれば、必然的に次はツアーをして音楽を作ることになるだろう」

一方で、人々が自身のソロ活動を認めてくれるか心配になるかどうかについて次のように語っている。「でも、俺のやっていることをみんな追ってくれてるよ。あのオアシスほどではないとしても、無理強いすることはできないわけでさ。俺の新曲を強制的に聴かせるっているのは俺のやり方じゃないし、それは音楽のあるべき姿じゃないからな。みんなが自発的に聴くか、聴かないかなんだ。仮に俺よりもオアシスを聴きたいとみんなが思っているとしても、それは最高にクールなことだしさ」

リアム・ギャラガーはオアシス再結成の可能性について度々言及しており、先月には米『ローリング・ストーン』誌のポッドキャスト「ローリング・ストーン・ミュージック・ナウ」で、「リアムのソロ・アルバムより、オアシスのアルバムについて語るほうがいい」ことを認めている。

「イギリスのプレスは、俺がファンに再結成の希望を持たせて、続けてすぐ、もしくは次のインタヴューでそれを撤回すると思っているみたいだけどな」と不満を漏らした上で、次のように語っている。「俺がこの前、『Beats 1』で言ったのは、もし俺たちがやり直すなら、やり直す前に兄弟や友人にならなければならないということなんだよ。実現したら、俺たちは一緒につるみ始めたりして、仲間となり、それぞれ尊敬し合う素晴らしい同等の関係になると想像してるけどね。必然的にそうなると思うよ。『まあいいや。バンドを試してみて、ツアーにでも出てみるべきじゃないか?』ってね」

一方、先日にはオアシス再結成の可能性を一蹴しており、もう一度一緒にやることになってもアティチュードやスタイルに非常にたくさんの違いがあると述べている。

「あいつに影を投げかけることになるのが分かってるんだよ。場違いで浮くことになるって分かってるのさ。だって、俺は間違いなく100%リアルであり続けているからな。俺の隣りにいると、保守党の奴みたいに見えるからな」

「今、オアシスを再結成させると金のためだけになるだろ。愛とかじゃなくてね。俺の知る限り、オアシスの再結成は小切手を手に入れる以上のことを意味してるわけでね。俺は金はいらないし、あいつも間違いなく金はいらないわけでね。お互いのことを好きだという合意に両者が達するまで、そのままにしておくね。現時点ではやらないよ」

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