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デイヴ・グロールは自身の政治的見解によらずドナルド・トランプ米大統領の支持者をフー・ファイターズのライヴに歓迎すると語り、その理由として「全員のために演奏している」ことを挙げている。

フー・ファイターズは通算9枚目となるニュー・アルバム『コンクリート・アンド・ゴールド』を9月15日にリリースする予定であり、フロントマンのデイヴ・グロールは先日、ドナルド・トランプ大統領の台頭とそれに続く「保守主義の高まり」が最新作の歌詞にどうやって反映されたかについて語っている。

米『ローリング・ストーン』誌の最新号の表紙を飾るにあたって、デイヴ・グロールは次のように話している。「表向きとしては政治的な人間ではないわけでね。でも、俺の政治的立場がどこにあるかを理解してもらうのはとても簡単だけどさ」

デイヴ・グロールはだからといってドナルド・トランプ大統領の支持者であるファンを楽しませないつもりではないと語っている。「フー・ファイターズがツアーに出ている時っていうのは、全員に向けて演奏してるわけでさ」と彼は語っている。「音楽というものが、相反する立場の人たちを3時間の気晴らしとして一つのアリーナにいさせることができるものだって考えたいんだよね。俺はみんなに希望を与えるのがうまいって思う自分がいてさ。だから、そうありたいんだよね」

先日、デイヴ・グロールは『ケラング!』誌に父親であること、いかにドナルド・トランプ大統領が悪い形で将来の方針を決めているかが自身の世界観に大きな影響を与えたと語っている。「これまで歌詞を書いてきた、それぞれの時代すべてに目を向けてみると、それぞれ独自の言及があって、違った様相をしてるんだ」とデイヴ・グロールは語っている。「このことは、かなりはっきりと分かったね。父親となった今、俺はこれまでよりもさらに考えなくちゃいけないんだ。俺たちは全員、以前ほど自由じゃないってことに気付けたと思うよ」

「すべての面でね。なんていうか、選挙前にアメリカで政界がヒートアップし始めて、俺がこれまで考えていた以上に、より多くの俺たちの生活への脅威があるってことが明らかになったんだ」

デイヴ・グロールは次のように続けている。「ある候補者を見てみれば、環境や外交面での未来をあからさまに無視しているわけでね。女性の権利に関して言えば、俺には3人の娘がいて、彼女たちは俺より何十年も長生きするんだからさ。もし、建設的で進歩的な変化がなければ、どうやって彼女たちはやっていくんだ?」

デイヴ・グロールはまた、ドナルド・トランプの台頭に付随した「保守主義の高まり」の中でアメリカにいることは、自身が10代の頃に感じた「疎外感」を思い出させると続けている。「おかしな話なんだけどね」とデイヴ・グロールは語っている。「それはティーンエイジャーだった頃の、俺の初期の、疎外されていたパンク・ロックの感覚をかなり刺激するよね。その頃はすごく保守的なヴァージニアの地域のド真ん中にいて、青いベッドルームで自分を宇宙人みたいに感じていた幼いフリークスだったんだ」

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