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ジャスティン・ビーバーはアートを「健全なもの」とするという政府の目的の一環で中国公演を禁止されている。

ジャスティン・ビーバーは今年の後半に『パーパス』ワールド・ツアーをアジア地域で行う予定となっており、香港、シンガポール、日本、フィリピン、インドネシアの日程が発表されている。

しかし、中国政府の文化部がジャスティン・ビーバーの「悪行」を理由に公演を許可しなかったために、中国公演の可能性は亡くなったという。

「ジャスティン・ビーバーは才能あるシンガーです。しかし同時に議論を呼ぶシンガーの若者でもあります」と文化部は述べている。

「我々の知る限り、彼は社会性の面でも、以前の中国のパフォーマンスでも一連の悪行に関わっています。これは人民の不満の原因となります」

ジャスティン・ビーバーは『ビリーヴ』ツアーの一環で2013年に中国でパフォーマンスを行ったが、その際万里の長城を訪れてボディーガード2名に担がれて登ったことが議論を呼んでいた。

しかし、今後、中国でパフォーマンスを行う可能性は残されているという。

「我々は彼が成長して自身の行動を改め、人民の支持を得ることを願っています」と文化部は述べている。

中国での公演を禁止されたアーティストにはオアシスもおり、2009年にノエル・ギャラガーがニューヨークでフリー・チベット・コンサートに出演して以降、禁止されている。

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