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メタリカのフロントマンであるジェイムズ・ヘットフィールドは、最新のアルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』の制作に多くの時間を費やしたことを後悔していると語っている。

メタリカの通算10作目のスタジオ・アルバムである『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』は、2008年発表の前作『デス・マグネティック』から8年後となる昨年の11月にリリースされている。この間にはメタリカとルー・リードがコラボレーションを行った『Lulu』をリリースしている。

最新のインタビューの中でジェイムズ・ヘットフィールドは、メタリカが新しいアルバムをリリースするのにまた8年もかかることは「ないだろう」と約束している。ジェイムズ・ヘットフィールドは最新作まで長い間待たせたことは「間違い」であったと語っている。

また、『ストレイツ・タイムズ』でのインタヴューの中でジェイムズ・ヘットフィールドは現地時間2月12日に行われるグラミー賞授賞式でのパフォーマンスについても語っている。「音楽は流行に乗ったものだったり、いろいろあるけど、でも俺たちはどこにも行かなかったらね。もし俺たちがまだグラミー賞で演奏するのに十分な人気があるとすれば、それはクールなことだよね」と語っている。メタリカは“Hardwired”が最優秀ロック・ソングにノミネートされている。

どうやってメタリカはそうした元のスタイルに戻すことができたのかという質問には次のように答えている。「俺はそれを解き明かしたいとは思わないんだ。俺たちが求めなければならないのは正直であること、そして自分のやっていることを楽しむことだよね。俺たちが聴きたい曲を書く、それが重要なんだよ」

彼は次のように続けている。「俺たちは過去に作ったものを再び作ろうとしているわけじゃないし、別のジャンルに挑戦しようとしているわけでもないし、俺たちらしくない別のクレイジーなことをしようとも思ってないんだよ」

「俺はそれを見つけ出したいとは思わない。俺たちが作り出せるものは、正直にありのままであることで、俺たちは自分たちのやっていることを愛しているんだ。俺たちは聞きたいと思える曲を書いてる、それが大切なんだ」と語っている。さらに、という。

先日、ジェイムズ・ヘットフィールドは新たな反ポルノ・ドキュメンタリーに声を提供していることが明らかになっている。ジェイムズ・ヘットフィールドがナレーターを務める、『アディクティッド・トゥ・ポルノ:チェイシング・ザ・カードボード・バタフライ(原題)』の概要については次のように説明されている。「物議を醸すであろう本作で、数々の受賞歴を誇る映画監督であるジャスティン・ハントは世界中でポルノグラフィが社会に与えている影響を解剖している。ポルノが個人の脳に与える影響や、最新テクノロジーによって若者がより(ポルノを)探求できるようになったこと、さらにはポルノ鑑賞が文字通り家庭を崩壊させかねない実情について警鐘を鳴らしている」

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