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現地時間10月19日に行われたアメリカ大統領選挙の第3回討論会で、ドナルド・トランプがヒラリー・クリントンに対して「a nasty woman(嫌な女)」だと発言したことで、ジャネット・ジャクソンの楽曲“Nasty”のストリーミング回数が250%も急上昇している。

19日の夜にラスベガスのネヴァダ大学で開催された最後の討論会で、アメリカ大統領選挙を来月に控えた2人の主要候補は相まみえている。ここ数週間、選挙活動からは脱線したところで大いに物議を醸しているドナルド・トランプは、ヒラリー・クリントンが社会保障制度にもっと注力すると政策を語った時に、彼女に対して前述の表現を用いている。

この討論会を受けて、音楽ストリーミングサービスのスポティファイでは、1986年にリリースされたジャネット・ジャクソンの楽曲“Nasty”のストリーミングが250%増加したことを発表している。スポティファイはツイッターの公式アカウントでこの急上昇を明かしており、「誰がこのnastyなグルーヴを起こしたんだ?」と問いかけつつも「#Debates(大統領討論会)」というハッシュタグを付けている。

この急上昇はドナルド・トランプの問題発言に反応したソーシャルメディアによるところが大きく、多くの人々がドナルド・トランプの中傷をヒラリー・クリントンへの賛辞に変えている。あるユーザーは「ドナルド・トランプのおかげでジャネット・ジャクソンの“Nasty Girl”が頭から離れないの。何に関してもドナルド・トランプに感謝するのはこれきりでしょうね」とツイートしていた。

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