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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのベーシストであるティム・コマーフォードは、アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプが勝つのではないかと考えていることを明かしている。

ティム・コマーフォードを含むレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの3人のメンバーは、パブリック・エナミ―のチャック・DとDJロード、サイプレス・ヒルのB-リアルと共に、現在はプロフェッツ・オブ・レイジとして活動している。

また、ティム・コマーフォードは新バンド、ウォクラットを結成しており、そのプロモーションで音楽サイト「ギグワイズ」のインタヴューに答えている。

アメリカ大統領選について訊かれたティム・コマーフォードは次のように答えている。「正直、俺はこう見てるんだ。ドナルド・トランプが勝つかもしれないってね。それで、あいつがとんでもないことをやるなんてことが起きるんじゃないかってさ」

彼はこう続けている。「要するにさ、ドイツはヒトラーがいなくなってすごくいい場所になったわけだろ。多分、ドナルド・トランプが当選して、とんでもないことが起こってさ、その後、世界はいい場所になるんだよ」

「在任したすべての大統領がジュネーヴ条約で言えば、戦争犯罪人なわけだかけどさ。俺たちが最悪なのは明らかだと思うけどね。ワームホールに向かってるんだよ。よくないことだよね。1968年に戻ろうとしてるんだ。恐ろしいことになるよ。爆弾が落とされ、人民が亡くなり、恐怖に基づいたメディアが便利な提唱者になるんだ」

イギリスのEU離脱については次のように語っている。「国境を作り、壁を立てることがいいことになるとは思わないね。そうした壁っていうのは日々高くなっていくわけだから」

「俺たち全員、同じ星で暮らしているわけでさ。全員が一つになるべきなんだよ。でも、そうじゃないよね。日々、分断されている。よくないことを起こす人々が増えていく、世界はそうなっていくんじゃないかな。なにかいいことが起こるなんて望めないよね。でも、さっき言ったことに立ち返れば、最高のことが起こる前には最悪なことが起こるんだよ」

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