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PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)は、6月7日にプリンスの58回目の誕生日を迎えるのを記念して、プリンスがヴィーガンのために書いた楽曲“Animal Kingdom”を無料ダウンロードで公開している。

この楽曲はチャリティのために20年近く前に書かれた楽曲で、1999年にPETAの20周年を記念して同団体に贈られている。

『ガーディアン』紙によれば、プリンスの元妻であるマイテ・ガルシアもこのチャリティに共に取り組んでおり、プリンスのファンをヴィーガンにするのを後押しするために、PETAは毎年プリンスの誕生日を祝っていくことになるだろうと語っているという。「プリンスは誕生日を祝おうとしませんでしたが、啓発の次の段階まで教育し、人を高め、そうした人生を暮らしていくためであれば、祝ってもいいはずです」と彼女は語っている。

「わたしの使命は、毎年6月7日を彼の誕生日を祝うだけではなく、PETAと共にプリンスのファンがヴィーガンになる日とすることで、どれだけいいことか知ってもらって、彼のやさしい側面も讃える形で、彼のことを思い出す日にすることなのです。プリンスは『共感とは境界のない行動なのです』と語っています。この言葉はこのキャンペーンに対するわたしたちのメッセージであり、この運動には誰でも参加できるのです」

先週、プリンスは、その死因についてオピオイド(医療用麻薬)のオーヴァードーズだったと発表されている。享年57歳だったプリンスは、4月21日にミネアポリスの自宅で亡くなっているところを発見されていた。検死は4月22日に終わっていたが、検死官は薬物の試験も含めて検査結果には数週間かかると語っていた。

“Animal Kingdom”の音源はこちらから。

http://www.peta.org/wp-content/uploads/2016/05/prince_animal_kingdom.mp3

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