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2008年に出演したコーチェラ・フェスティバルでレディオヘッドの“Creep”のカヴァーを披露したプリンスだが、7年の時を経て、プリンスが容認する形でその映像が公開されている。

プリンスはこれまでインターネットへの抵抗感を何度も口にしてきており、最新のインタヴューでも「俺が言いたかったのは、インターネットはお金をもらいたい人にとっては終わっているという意味で、これは正しかったよね。デジタル・ミュージックで金持ちになったミュージシャンがいたら教えてくれ。アップルは、かなり調子が良いみたいだよね?」と語っている。

ただし、“Creep”のカヴァーについてはプリンスの楽曲でないことから、数年前にレディオヘッドのトム・ヨークも「本当? 彼がブロックしてるの? ならブロックしないように彼に言ってよ。あれは……俺たちの曲だから」とコメントしていた。

それを受けてか、今回プリンスは“Creep”のカヴァー映像を紹介するツイートを自ら行っている。

今回紹介されている“Creep”のカヴァー映像はこちらから。

プリンスは、2010年の『ミラー』紙のインタヴューでウェブは死んだと述べたことは広く知られている。「iTunesや他の誰にも曲を提供する意味がわからないね。金は後払いだし、提供しないと言ったら怒るし。インターネットはMTVみたいなもんさ。一時期、MTVが最先端だったけど、突然時代遅れだからね。まあ、最新のコンピューターやデジタル機器なんて少しも良くないよ」

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