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AC/DCのアンガス・ヤングはブライアン・ジョンソンの代役を務めたアクセル・ローズに改めて感謝の意を表している。

アクセル・ローズはブライアン・ジョンソンが聴覚を失う可能性から医師にライヴを止められたことを受けて、2016年の「ロック・オア・バスト・ワールド・ツアー」の最後の日程に参加している。

ドイツの『ロック・アンテンネ』のインタヴューを受けたアンガス・ヤングはアクセル・ローズによるツアーへの参加が実現した経緯を振り返っている。

「彼が志願してくれたんだ。正直、当時はあの状況でどうすればいいか分からなかったんだけど、極めて早い段階で志願してくれたんだ。もし助けになるなら、参加するよと言ってくれたんだ」とアンガス・ヤングは語っている。

「うまくいくかどうか分からなかったから、まずは彼とちょっとリハーサルをやってみたんだ。したら、うまくいったんだ。自分のプロジェクトをやっている時に彼は足を骨折したんだけど、それを切り抜けるために彼はあらゆることをやってくれたんだ。それが彼のすごく素晴らしいところだよね。ものすごく尊敬しているよ。それに彼のやり方は極めてプロなんだ。彼はハングリーで、特にボン・スコット時代の初期の音源のファンでいてくれているんだ。だから、彼は喜んでやってくれたんだ。バンドとして彼にはこれからも感謝することになるよ」

アクセル・ローズはかつて2016年にAC/DCと一緒にレコーディングを行う可能性を匂わせていた。

「すごく守りたいと思ったんだ。この人をがっかりさせたくないと思ったんだよ。これまでに会った誰よりもね。なんでかは分からないけどさ」

「彼はすごく俺に反応してくれるんだよね。あんな楽しそうな彼は見たことがないと周りは言っていたよ。あんなにも動き回る彼を見たことがないってね。曲の間では(新曲になりそうな)アイディアを弾いてくれたりしてね。それってミュージシャンにとっては素敵なことなんだよね」

AC/DCは昨年11月に通算17作目となる最新作『パワーアップ』をリリースしており、全英アルバム・チャートの1位を獲得している。

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