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スティール・パンサーはソーシャル・ディスタンスを取らずに観客で埋まったフロリダ州の会場で3公演を行った映像がオンラインで公開されている。

新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカ全土で続いているにもかかわらず、スティール・パンサーはブラック・ストーン・チェリーと共にオーランド(12月17日)、セントピーターズバーグ(12月18日)、フォートマイヤーズ(12月19日)で公演を行っている。

『メタルサックス』の報道と映像によれば、観客は会場が求めるマスク着用とソーシャル・ディスタンスを無視していたという。マスクを着けている人はわずかで、観客は密集していたとされている。

オンラインで公開されているライヴの映像はこちらから。

ソーシャル・ディスタンスを取らずにアメリカでライヴを行ったのはスティール・パンサーが初めてではない。

8月にはサウスダコタ州で行われたバイク愛好家のイベントでスマッシュ・マウスがライヴを行っている。サンディエゴ州立大学の医療経済学および政策研究センターの研究者はこのイベントがスーパースプレッダーの一例であるという研究結果を発表している。

研究によれば、イベントによって263,708人の陽性者が出たとのことで、これは8月2日から9月2日に生まれたアメリカ全土の陽性者の19%に相当している。

ザ・チェインスモーカーズもドライヴイン形式で行ったライヴで観客のソーシャル・ディスタンスが取られていないとしてソーシャル・メディアで批判を受けている。

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