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ブラーのデーモン・アルバーンは新型コロナウイルスに対する政府の対応について「アートへの共感がない」と語っている。

来週行われるゴリラズのオンライン・ライヴに先立ってデーモン・アルバーンはPAニュースに次のように語っている。「今の現政権はまったく悲しいことにアートへの共感がないんだ。イギリスのカルチャーの重要な部分なのにね。イギリスのカルチャーにとって欠かせない部分なんだよ」

「今は本当に惨めな国で暮らしているんだ。僕らは自分たちを高揚させてくれるアートが必要なのにね。アートは国民の健康にとっての処方薬の一つなんだよ」

デーモン・アルバーンはサッカーなどの他の分野への政府の対策を批判している。「おそらくプレミア・リーグの運営への重要性を少し落として、その分の愛をアートに注げば、スタートになるはずだよ。申し訳ないけど、他のみんなと同じようにサッカーは好きだけれど、サッカーだけで自分の魂は維持できないんだ」

デーモン・アルバーンは今週からイギリスで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まることについて「穴から這い出る始まり」だと述べている。「他のワクチンも試さなきゃいけないと思うけど、ワクチンから逃れることが誰しもにとって現実的な選択肢となるだろうね」

「でも、希望の見えない景色の中で間違いなくすごい喜びと希望の光だよね」とデーモン・アルバーンは続けている。

インタヴューでデーモン・アルバーンはEU離脱という政府の選択についても再び批判している。デーモン・アルバーンは何度もEU離脱について反対していることを表明している。

「今年あったことを受けてEUを離脱しようとする人がいるのかな。狂っているよ」とデーモン・アルバーンは語っている。「正気だったらそんなことをする人はいないだろ? でも、僕らはそうしようとしているんだ」

一方、デーモン・アルバーンはゴリラズが今後ポール・マッカートニーとコラボレーションする可能性があることをほのめかしている。

「ゴリラズの楽曲で使えるかもしれないポールと僕の音源があるんだ」と彼は語っている。「簡単にゴリラズのアルバムに馴染むかもしれないものなんだ」

「非常にシンプルで、ベーシックな音源なんだけど、まず彼と話をしないとリリースできないからね」

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