GETTY

Photo: GETTY

ステレオフォニックスのケリー・ジョーンズは自身の息子が女性からジェンダーを変えたことに家族で対処してきたことに「誇らしい」と語っている。

ロリータ・ブーツィという名前で生まれた15歳は2016年に同性愛者であることを告白し、“Fly Like An Eagle”というステレオフォニックスの楽曲でも扱われており、今年名前をコルビーに変更している。

新たなインタヴューでケリー・ジョーンズは最初は折り合いをつけるのが「難しかった」ものの、息子のジェンダーの変更について全員で応援したと語っている。

「今回の件を通して誰もコルビーをいじめず、辛辣なコメントをする人もいなかったことにものすごく驚かされたんだ」とケリー・ジョーンズは『デイリー・スター』紙に語っている。「ボサボサの髪とドクター・マーチンで、クールな男性のような装いで、彼は自分なりのちょっとしたスタイルを見つけたんだ」

コルビーは通っていた女子校でGCSEの履修を続けていて、その後シックス・フォームのカレッジに進学する。ケリー・ジョーンズは学校が「すべてに対して素晴らしかった」と述べている。

彼は次のように続けている。「なりたい自分に最終的にはなれることを分かってもらうようにすることが家族としての僕らの仕事で、その対処は誇らしいものだったよ」

「言葉にするのはすごく難しかったけど、最初は折り合いをつけるのが難しかったよ。娘を失って、ちゃんとお別れを言う機会がないから、悲しい時期を過ごしていると思いかけた自分もいたんだ」

「でも、その後に同じ人間で同じ魂の持ち主だということが分かって、突然ハッとしたんだ。このことについて理解する必要があるんだ。違う身体の中に生まれて感じることがどれだけ大変かってね。想像し始めることさえできないよ」

コルビーに加えてケリー・ジョーンズには前妻のレベッカ・ウォルターズとの間にもうけた10代の娘のミスティがいる。現在の妻のジャッキー・ヒーリーとの間には娘のライリーがいる。

先月、ケリー・ジョーンズはステレオフォニックスのヒット曲をアコースティックで演奏したソロ・アルバム『ドント・レット・ザ・デヴィル・テイク・アナザー・デイ』をリリースすることを発表している。

先日、ケリー・ジョーンズはヒット曲“Dakota”についてデヴィッド・ボウイの影響があったことを明かしている。

2005年にリリースされた“Dakota”はステレオフォニックスの通算5作目のアルバム『ランゲージ・セックス・ヴァイオレンス・アザー?』に収録され、今でもライヴの定番曲となっている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ