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オーストラリアのテレビ番組『トゥデイ』はボブ・ディランの訃報を報じたことで謝罪している。

朝の番組である『トゥデイ』はボブ・ディランにまつわる書類がボストンのオークションで49万5000ドル(約5200万円)で落札されたことを報じている。

しかし、キャプションで「亡きシンガーに関する書類が49万5000ドルで落札された」と表示したことで、司会者のリチャード・ウィルキンスは視聴者に謝罪している。

「訂正をする必要があります」と彼は述べている。「1時間半前に放送されたエンタテインメント・トーク番組でボブ・ディランについて間違ったキャプションを表示していました。あれは誤りで、混乱させたことをお詫びします」

オークションで落札された書類にはボブ・ディランによる未発表の歌詞やボブ・ディランが亡きブルース・ミュージシャンのトニー・グローヴァーとやりとりした手紙、2人の対談の書き起こしなどが含まれている。

このコレクションはトニー・グローヴァーが所有していたもので、その多くは匿名の購入者によって落札されている。

1971年に行われた対談でボブ・ディランは反ユダヤ主義が自身の名前を本名のロバート・ジマーマンから変える決断に影響を与えたと語っている。「多くの人はユダヤ人について金貸しと商人の印象があるからね」

また、1969年発表の楽曲“Lay Lady Lay”が元々バーブラ・ストライサンドのために書かれたもので、歌詞にはウディ・ガスリーを訪ねた後にボブ・ディランが書いたものも含まれることが明らかになっている。

ボブ・ディランは今年6月に最新作『ラフ&ロウディ・ウェイズ』をリリースしている。本作によってボブ・ディランは1960年代以降、すべての年代で全米アルバム・チャートで40位以内に入った唯一のアーティストとなっている。

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