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エルトン・ジョンは元妻が300万ポンド(約4億円)を求めた法廷闘争を決着させている。

訴状によれば、エルトン・ジョンの元妻であるレネーテ・ブリューエルは2019年に刊行された『Me:エルトン・ジョン自伝』の中で2人の結婚について触れられたことは32年前の離婚時の取り決めに違反していると主張していた。

訴状では本の出版前にある一節を削除することにエルトン・ジョンも同意していたが、削除されておらず、それがレネーテ・ブリューエルのメンタル・ヘルスの問題を引き起こすことになったと述べられている。

エルトン・ジョンの弁護士チームは同意に違反しておらず、削除されなかった一節は周知の事実で、「プライベートな部外秘の情報には相当しない」と反論している。

今回『スカイ・ニュース』によれば、2人は和解に達している。「レネーテ・ブリューエルのプライバシーに対する求めを受け入れる形で、この件を解決できたことを発表できて、両陣営とも嬉しく思っています」

「レネーテ・ブリューエル側としてはエルトン・ジョンが過去30年間にわたって尊厳と敬意をもって接してきたこと、常に喜んで手助けしてくれたことを認識しています」

「今後は2人の結婚についてお互い話をすることはないでしょう。この件についてこれ以上のコメントはありません」

レネーテ・ブリューエルは1984年にエルトン・ジョンとオーストラリアで結婚したが、1988年に離婚しており、同時期にエルトン・ジョンはゲイであることを告白している。

レネーテ・ブリューエルは当初、出版差止命令を求めていたが、この件は示談で和解している。

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