ザ・キラーズが今年のクリスマス・シングルである“Dirt Sledding”のミュージック・ビデオを公開している。
ザ・キラーズはクリスマス・シングルを2006年以降、毎年リリースしており、今回のミュージック・ビデオも、2007年の“Don’t Shoot Me Santa”や、2012年の“I Feel It In My Bones”に続き、ザ・キラーズの元ツアー・マネージャーであるライアン・パーディが出演しており、砂漠の真ん中で火のついた斧をブランドン・フラワーズの顔写真目がけて投げる気の狂ったサンタ役を演じている。
“Dirt Sledding”のミュージック・ビデオは以下のサイトから。
http://louder.mx/mira-el-nuevo-video-navideno-de-the-killers/
先日、ザ・キラーズのブランドン・フラワーズは、ザ・キラーズのニュー・アルバムの進捗について語り、アルバムのための曲作りの初期段階にあるとしている。
ザ・キラーズは通算4作目のアルバム『バトル・ボーン』を2012年にリリースしており、ブランドン・フラワーズは今年5月にソロ・アルバム『ザ・ディザイアード・エフェクト』をリリースしている。
『NME』に対して最新のインタヴューでブランドン・フラワーズは次のように語っている。「曲を書いてるところなんだ。初期の段階だね」。さらにこう続けている。「“理想的に行けば”、おそらく“2016年の終わり”には、新曲をファンに聴いてもらえるんじゃないかな」
「もしザ・キラーズが1〜2年休みを取りたいってことになったら、僕にとってはソロ・アルバムを作らないではいられないんだ。でも、バンドで火が燃えさかっていたら、ザ・キラーズのアルバムができることになるんだよ」
年月が経つにつれ曲の作り方は変わったかと尋ねられると、ブランドン・フラワーズは次のように答えている。「歳をとると、曲を書くのに慣れたとも言えるし、ある意味、難しくもなるんだよね。あくせく曲に取り組んでた頃に較べると、曲を書いたり仕上げたりするのは楽になったよ。そして、曲がすごく長くなるか、自分がなにをやってるか分からなくなるんだ」
「今じゃ癖みたいなものだよね。でも、どれがひどくて、どれがいい曲か、選り分けるのが難しくなんだ。というのも曲を完成させるのは楽になったからね。多くのバンドが自己満足に陥ったり、なにかフリのようなものになってしまうのはだからだと思ってるんだ。しばらくすると、素晴らしい音楽を作れなくなるバンドはいっぱいいるよね。それに気づけたからこそ、僕らはよりよい、今素晴らしいものを作れると思うんだ」
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