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レディング&リーズ・フェスティバルの主催者であるメルヴィン・ベンはイギリスの議会で「フェスティバルは適切な検査を行えば開催できる」と発言している。

フェスティバル・リパブリックの取締役であるメルヴィン・ベンはデジタル・文化・メディア・スポーツ省の公聴会に出席し、ソーシャル・ディスタンスをとれば来年のフェスティバルは開催可能かどうかを尋ねられている。

「答えはノーです。ソーシャル・ディスタンスではフェスティバルを開催できません」とメルヴィン・ベンは応じている。「大規模な検査をすることです」

6月に提起したフル・キャパシティ・プランに言及しながらメルヴィン・ベンは次のように続けている。「これはフェスティバルやイベントを訪れる前に必ず検査をすることに基づいていて、この環境にいる人は全員検査を受けていて、陰性で、ウイルスを他の人に感染させないというものです」

「検査は無症状の人も見抜くことができます。なので、そういった人も検査では明らかになり、事実、検査をした人であれば感染を広げることはないことがデータで示されています。ウイルスにかかった直後だったとしても、最低72時間は他の人に感染させることがありません。それも論拠の一つとなっています」

メルヴィン・ベンはこの方法であれば大規模なイベントでも「ソーシャル・ディスタンスの必要性を取り除くことができる」として、検査は「現実的で実行可能なもう一つの方法」だとしている。「6月から現在までの間に検査のスピードはドラマチックに上がっています」

「イギリス内に600ヶ所、イベントを訪れる前日に検査をできる場所を作り、アプリによって入場が可能になる仕組みを計画しています」

彼は次のように続けている。「政府は検査について前向きな考えがあると思っています。しかし、残念ながら、ライヴ・エンタテインメント業界と共にライヴ・エンタテインメント業界でも検査が機能することを示してくれてはいないのです。なので、私たちは計画し始めました」

「観客数を減らしての開催は選択肢にありません」

メルヴィン・ベンは『NME』にも来年レディング&リーズ・フェスティバルを開催するために観客に入場にあたって検査を受けさせる計画を語っていた。

「2021年8月になる頃には検査は10分ほどしかかからないでしょう」と彼は説明している。「キッズが屋外で検査を行うのを目にすることになるでしょう。誰が一番速くパイントを空けるかと同じように、誰が一番速く検査を行えるか?という感じです」

2021年のレディング&リーズ・フェスティバルはストームジー、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、ポスト・マローン、ディスクロージャー、リアム・ギャラガークイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジがヘッドライナーを務めることが発表されている。

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