ニール・ヤングは3つの過去音源のプロジェクトを今年リリースすることを発表している。
3つの中でも最大のものとなるのが、2009年にvol.1がリリースされた時に約束されていた『ニール・ヤング・アーカイヴス vol.2』となっている。
『ニール・ヤング・アーカイヴス vol.2』は1973年から1982年までの音源が収録されるもので、以前ニール・ヤングは「これまでになかったアルバム、作ったけど出さなかったアルバムに満ちている」と述べていた。
収録内容は明かされていないものの、ニール・ヤングはかつて1976年の『クローム・ドリームス』、1977年の『オーシャンサイド・カントリーサイド』といった作品が収録される。
『ニール・ヤング・アーカイヴス vol.2』は11月6日にリリースされ、同日には2003年発表作品『グリーンデイル』のために行ったクレイジー・ホースとのライヴを収録した『リターン・トゥ・グリーンデイル』もリリースされる。
12月6日には1990年11月にサンタ・クルーズ・カタリスト・クラブで収録されたクレイジー・ホースとのライヴ作品が『ウェイ・ダウン・イン・ザ・ラスト・バケット』というタイトルでリリースされる。
公式サイトに掲載された文章の中でニール・ヤングは『ザ・タイムレス・オルフェウム』という作品も完成しかけていることを明かしている。「僕の歩みやみなさんの物語、歴史などについて語る紆余曲折に満ちたコンサート映像なんだ」とニール・ヤングは説明している。
先日、ニール・ヤングは来たるアメリカ大統領選挙に対する方針をめぐってフェイスブックとグーグルによるログインを自身のアーカイヴ・サイトから外すために2万ドル(約200万円)を投じたと報じられている。
今月、ニール・ヤングはドナルド・トランプ大統領の選挙活動の集会で自身の楽曲が許可なく使用されたことについて訴訟も起こしている。
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