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アリス・クーパーはブラック・ライヴス・マターの運動と警察改革について新たなインタヴューで語っている。

アリス・クーパーは「ハワイ・パブリック・ラジオ」に対してアメリカの人種差別主義者の警察官は「取り除かなければならない」と考えていることを明かしている。

1960年の凄惨な抗議運動や公民権運動に触れながら、アリス・クーパーは次のように語っている。「あんなことは50年も60年も前の話だったことがよかったんじゃないのかね? まだ同じ問題を解決しなきゃならないのか?」

「あれで問題は解決したと思っていた。でも、人口のうち5%は人種差別主義者なんだ」

「正直なところ、たくさんの警察官を知っているんだけどさ」と彼は続けている。「俺は1人も人種差別主義の警官を知らない。でも、保証するよ。どの街でも警察官のうちの5%は人種差別の問題を抱えているんだ。そういう奴らがニュースになっているんだと思う。だって、そういう奴らはひどいことをしでかすからね」

アリス・クーパーは次のように続けている。「ほぼすべての部分でそういうことになっているということを見つめなくちゃならないと思う。イスラム教徒だって、そのうちの5%、おそらく5%ぐらいがイスラム国(ISIS)を支持している」

「残りの人々は俺たちと変わらない。ムスリムの家族とアメリカ人の家族が一緒にバーベキューをやったとしても政治の話なんかしない。でも、常に世界をムカつかせる5%がいるんだ」

「これは警察に関する自分たちの問題だと思っている。全員が人種差別主義の警察なんてない。おそらく少数だと思うんだ。そういう奴らは取り除かなければならないよね。どの街でもそういう悪党を排除する委員会を作るのにお金をなんでかけないのか分からないよ」

警察に拘束されてジョージ・フロイドが亡くなったことを受けて世界各地では抗議運動が広がっていた。

5月にアリス・クーパーは2020年の最初のシングルとなる“Don’t Give Up”をリリースしている。新型コロナウイルスの影響を受けたこの曲はファンの動画によるミュージック・ビデオも公開されている。

また、アリス・クーパーはアリゾナ州を拠点とする乳製品メーカーと協力して自身の銘柄のチョコレート・ミルクを販売することが明らかになっている。

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