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元カサビアンのトム・ミーガンは元フィアンセのヴィッキ・エイジャーに暴力をはたらいた罪を認め、200時間の無償労働を宣告されている。

トム・ミーガンは「個人的な問題」によってカサビアンを脱退した翌日に暴行の罪でレスター治安裁判所に出廷している。

法廷では4月9日の事件時にトム・ミーガンが「ひどく酔っ払った匂いがしていた」と述べられている。

子供が暴力を目撃して「家庭内で事件が起きた」と通報したという。

検事のナイーム・ヴァリは警官がヴィッキ・エイジャーが「見るからに怒っていた」と評し、一方、トム・ミーガンについては「非協力的で攻撃的だった」と述べていたと語っている。

通報時、ヴィッキ・エイジャーが「離れて、やめて」と言う声も聞こえたという。

ヴィッキ・エイジャーは膝、外足首、左の肘、足の親指にあざがあり、首が赤くなっており、これが暴行によるものであることを警察に認めている。

トム・ミーガンを弁護するミシェル・ヒーリー勅撰弁護士は「がっかりさせてしまった人々に心から謝罪しており、暴力的な行動について対処しようとしている」と述べている。

ヴィッキ・エイジャーは暴力について「長期間続くものだった」と述べ、「比較的深刻だと言うことができる」と述べている。

カサビアンは脱退にあたってトム・ミーガンが「自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中」させたがっていると述べていた。

「トム・ミーガンは双方の合意によってカサビアンを離れることになりました。トムは個人的な問題を抱えており、それがしばらくの間、彼の行動に影響を与えており、今回、自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中させたがっています。これ以上のコメントはありません」

トム・ミーガンはバンドの発表を受けてカサビアンからの脱退について自身のメッセージも公開されている。

彼は次のように述べている。「今日の発表を受けて、みんなに知ってもらいたいのは僕は大丈夫ということなんだ。今はいい場所にいてね。みんなからの愛と応援には感謝するよ。すぐにみんなと会えたらと思っている」

トム・ミーガンは1997年にレスターで結成されて以来、バンドのリード・シンガーを務めてきた。

ギタリストにして親友のサージ・ピッツォーノがオリジナル・ラインナップに加わって、カサビアンはイギリスでも最大のロック・バンドの一つとなっており、2014年のグラストンベリー・フェスティバル、2012年と2014年のレディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めている。

トム・ミーガンの脱退後もカサビアンがツアーやレコーディングを続けていくのかは現時点で明らかにされていない。

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