GETTY

Photo: GETTY

カサビアンのフロントマンであるトム・ミーガンは個人的な問題を抱えていたことを受けてバンドを脱退することが発表されている。

ツイッターでカサビアンはトム・ミーガンが「自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中」させたがっていると述べている。

ツイートの内容は以下の通り。「トム・ミーガンは双方の合意によってカサビアンを離れることになりました。トムは個人的な問題を抱えており、それがしばらくの間、彼の行動に影響を与えており、今回、自身の人生を軌道に再び乗せることに全エネルギーを集中させたがっています。これ以上のコメントはありません」

トム・ミーガンは1997年にレスターで結成されて以来、バンドのリード・シンガーを務めてきた。

ギタリストにして親友のサージ・ピッツォーノがオリジナル・ラインナップに加わって、カサビアンはイギリスでも最大のロック・バンドの一つとなっており、2014年のグラストンベリー・フェスティバル、2012年と2014年のレディング&リーズ・フェスティバルでヘッドライナーを務めている。

トム・ミーガンの脱退後もカサビアンがツアーやレコーディングを続けていくのかは現時点で明らかにされていない。

先月、トム・ミーガンは通算7作目となるアルバムの進捗について語り、サージ・ピッツォーノがアルバムのための曲を書き始めていると語っていた。

「7番目の子供が必要だね」と彼は『スカイ・ニュース』に語っている。「できるだけ早く新作を作るつもりなんだ。でも、今は制限もあって、何もできないからね。サージはカサビアンのための曲を書き始めていて、全部素晴らしいんだ」

トム・ミーガンは同じインタヴューで自身のソロ音源についても語っている。「今はたくさんの曲を書いているんだ。どうなるか見てみることにするよ。ビンの中にいくつかのクッキーがあるんだけど、悪くないんだ」

彼は次のように続けている。「すごく自伝的だね。自分の人生の話で、悲痛な感じだね。でも、芯の部分では悲痛じゃないよ。そう、すごくリアルなんだ」

トム・ミーガンはサージ・ピッツォーノがザ・SLP名義でソロに乗り出しているが、バンドは「盤石」だとも述べていた。

「御存知の通り、去年サージは一人でやったけど、みんな『どんな感じだった?』という感じでね。俺も大好きなんだ。そうじゃないわけないだろ。彼の音楽は素晴らしいからね。彼は自分のことをやり、俺も自分のことをやる。だけど、カサビアンは今なお盤石だよ」

カサビアンは地元レスターのヴィクトリア・パークで公演を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となっている。

カサビアンが最後にリリースしたアルバムは2017年発表の『フォー・クライング・アウト・ラウド』となっている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ