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ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの最高責任者は財政的支援がなければ来年3月までに破産するだろうと語っている。

西ロンドンにあるロイヤル・アルバート・ホールは新型コロナウイルスの影響を受けて100日以上閉鎖されており、1200万ポンドの収入減に直面している。

今回、『i』紙は財政的支援を受けられなければ、来年3月の150周年まで経営することはできないと報じている。

最高責任者のクレイグ・ハッサールは同紙に次のように語っている。「政府の援助は非常に曖昧でぼんやりとしています。私たちは部門を超えて懸命にロビー活動を行っています。でも、(デジタル・文化・メディア・スポーツ大臣の)オリヴァー・ダウデンによる復帰へのロードマップは具体的な日付がなく、確かなことがありません」

「いつ再オープンできるのか、どうやって再オープンできるのか、政府の指示にはそれがありません。それなしに営業をすることはできません。それはつまりすべての分野にまたがるということになります」

『i』紙によれば、ロイヤル・アルバート・ホールは既に経営を維持するために500万ポンドを借り入れしており、来年まで破産を避けるためにはさらに500万ポンドから1000万ポンドが必要だという。しかし、雇用調整助成金がこうした再開できない会場に適用されなければ、もっと早く資金が足りなくなる可能性があるとしている。

クレイグ・ハッサールはこの状況について「これまでで最も危険」だと述べており、オリヴァー・ダウデンとの話し合いは現時点で決まっていない。

レディオヘッド、ザ・キュアー、ニック・ケイヴ、PJハーヴェイ、ジョニー・マー、ディジー・ラスカル、プライマル・スクリーム、ポール・マッカートニー、デュア・リパ、ザ・ローリング・ストーンズコールドプレイらは新型コロナウイルスのロックダウンによって音楽業界に対する「壊滅的な被害」を防ぐために早急な行動を求める「#LetTheMusicPlay」の公開書簡に署名している。

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