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グラミー賞は部門の名前から「アーバン」という言葉をなくすことが明らかになっている。

ブラック・ミュージック・コーリションは音楽業界における人種差別に取り組むための公開書簡を先日発表しており、アーバン・ミュージックという言葉をブラック・ミュージックに差し替えるよう求めていた。

現地時間6月10日にグラミー賞は「音楽業界で起きている継続的な取り組み」に触れながら、アーバンという言葉をもう使わないことを発表している。

最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞は最優秀プログレッシヴR&B賞に変更される。今年のグラミー賞ではリゾが2019年発表のアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』でこの賞を受賞している。

ザ・レコーディング・アカデミーの暫定CEOであるハーヴェイ・メイソン・ジュニアは次のように説明している。「最新の変更を発表できることを喜んでいます。私たちは常に賞のプロセスを吟味して、グラミー賞を音楽業界の現状を反映した包括的なものにするために日々進化させています」

「ザ・レコーディング・アカデミーでは1年間を通して音楽業界からのメンバーから受けたルール変更の提案を吟味して、最終的に毎年の役員会議で承認されれば、変更されます。私たちが誇りに思うこのプロセスはつらい1年である今年も継続されます」

リパブリック・レコーズとロサンゼルスのA&R会社のミルク&ハニーは先立って「アーバン」という言葉の使用を控えることを発表しており、ミルク&ハニーは「2020年では居場所のない時代遅れの言葉」と評している。

グラミー賞は「アーバン」という言葉を使用していることについてビリー・アイリッシュやタイラー・ザ・クリエイターといったアーティストから批判を受けていた。

タイラー・ザ・クリエイターは2020年のグラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した際に次のように述べている。「『アーバン』という言葉が好きじゃないんだ。俺からすると、Nワードをポリティカル・コレクトネスの下で言っているのに過ぎないんだよね。俺たちはポップには入れないのか?と思うんだ」

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