ザ・ストロークスのジュリアン・カサブランカスは新作『ザ・ニュー・アブノーマル』について『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタヴューで「自分が関わったレコードでは4番目に好きだ」と語っている。
ミカエル・ウッドによるインタヴューでジュリアン・カサブランカスはザ・ストロークスの最初の2作『イズ・ディス・イット?』と『ルーム・オン・ファイア』を『ザ・ニュー・アブノーマル』よりも上に位置づけている。3番目の作品は明かされていない。「君は僕を面倒なことに巻き込むことになるからね。秘密のままにしておくよ」
ジュリアン・カサブランカスは新型コロナウイルスによるパンデミックで移動の制限や自己隔離があるために「プロモーションをできない」として4月10日のアルバムの発売日を延期することも持ち上がったと語っている。「しかし、延期しても効果がないように思ったんだ」
彼は次のように続けている。「みんな『ああ、ツアーができないじゃん』って言うんだけどさ。でも、僕としてはそれってマズいことかな?って感じなんだ」
ジュリアン・カサブランカスによれば、『ザ・ニュー・アブノーマル』というタイトルはカリフォルニア州知事のジェリー・ブラウンの発言に由来しているという。
「『ザ・ニュー・アブノーマル』は(2018年の)マリブの山火事の時に言った言葉なんだ。地球温暖化と新型コロナウイルスはパラレルだけどさ。現実への似たような脅威だよね」
ザ・ストロークスは外出制限が続く中で「ファイヴ・ガイズ・トーキング・アバウト・シングス・ゼイ・ノウ・ナッシング・アバウト」と題した動画シリーズが公開されている。
『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタヴューでジュリアン・カサブランカスは新型コロナウイルスのパンデミックで自宅にいなければならないことについて「問題ない」と語っている。
「実は基本的に金曜日の夜に出かけるのとかは好きじゃないんだ」と彼は語っている。
「だから、自分個人としては問題ないよ。いやなこともあるけどさ。たくさん料理ができるからね。それは素晴らしいよ」
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